冷やす?温める?目の疲れを取る方法

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長時間のパソコン操作やテレビ、ゲーム、読書など、私たちの日常生活は目の疲れが溜まりやすい環境にあります。
そこで今回は、目の疲れをとるさまざまな方法をご紹介します。

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1.疲れ目の原因

疲れ目とは、目の周りの筋肉が疲労した状態のことを言います。
パソコンやテレビ、スマートフォンなどを見ていると無意識のうちに瞬きの回数が減ってしまいます。 そのため、目が乾燥して疲れてしまうのです。

また、部屋の明るさや作業をするときの距離、エアコンが効いている部屋などの環境も目を乾燥させる原因となります。
目の疲れを放っておくと、視力の低下だけでなく肩や首のこり、頭痛の原因にも繋がります。
それらを防ぐためにも、目の疲れを感じたら回復してあげる必要があります。

2.ショボショボする疲れ目は「温める」

目がショボショボしているときは、目の血管が血行不良になっている状態です。
このようなときは、蒸しタオルを目の上にのせるのが効果的です。
温めることで目の周りの血管が広がり、血行が良くなり疲れを取ることができます。
蒸しタオルは熱めのお湯で絞ったタオルや、濡らしたタオルをレンジで温めたもの(500wで50秒程度)で大丈夫です。

目の上に乗せる前には必ずタオルを広げて、温度を確認してから乗せるようにしましょう。
蒸しタオルを作る際には、火傷に十分気をつけてくださいね。

3.充血している疲れ目の時は「冷やす」

目の充血や炎症がある場合は冷やすのが効果的です。
氷水で絞ったタオルで目の上に乗せてください。
普段から目が充血しやすい人は、冷蔵庫に濡らしたタオルを入れて用意しておくと便利です。
また2、3どちらの症状もある場合は、冷やす・温めるを交互に行うと効果的です。

4.ツボを押す

目の疲れに効果的と言われるツボは目の周りに集中しています。
ツボを優しく刺激することで目の疲労回復効果が期待できます。

①太陽

こめかみから目尻側にあるくぼみにあります。

攢竹(さんちく)

眉頭の下にあるくぼみにあります。

③睛明(せいめい)

目頭と鼻の付け根の間のくぼみにあります。

④承泣(しょうきゅう)

目の中央部分の真下にある骨のふちにあります。

⑤魚腰(ぎょよう)

眉の中心の下にあるくぼみにあります。

⑥絲竹空(しちくくう)

眉の1番外側の端にあるくぼみにあります。

これらのツボを睛明→?竹→魚腰→絲竹空→太陽→承泣の順に1ヶ所あたり5~6回くらい押していきます。
6つのツボを1周として、これを3周すると効果的です。
目の周りの皮膚は薄いので、ツボ押しする時は擦ったり強く押しすぎないようにしましょう。

5.薬で症状を緩和・改善する

①目薬

(1)ショボショボする疲れ目
目がショボショボするときには、ビタミンB1・B2・B6などが配合されている目薬を点眼するのが効果的です。

(2)目の充血がある疲れ目
塩化ナファリゾンや塩化テトラヒドロゾリンなどの炎症を抑える効果成分が配合されているものを選ぶようにしましょう。

(3)ドライアイによる疲れ目
ドライアイの症状がある場合、防腐剤が入っていないものを選ぶようにしましょう。
防腐剤はホウ酸、パラベン、塩化ベンザルコニウムなどがよく使用されています。
ドライアイは涙の量が少ないため、目薬に含まれている防腐剤を涙で洗い流すことができず、目の表面を傷つけてしまう恐れがあります。

なお、「防腐剤不使用」の表記があっても、通常の目薬のサイズのものには防腐剤が入っている場合があります。 なので、防腐剤不使用の目薬を選ぶときは、1回使い切りタイプを選ぶことをおすすめします。

②眼精疲労薬

目の疲れに有効な成分が多数配合されているので、一時的ではなく根本から疲労を取り除く効果が期待できます。 中でもおすすめの眼精疲労薬をいくつかご紹介します。

(1)佐藤製薬 ユンケル1・6・12EX

ビタミンB1・B6・B12、ビタミンEを吸収を高めた製法で配合されています。
そのため最も多くのビタミンを摂取でき、即効性が期待できます。
また、ビタミン以外にカルシウムも含まれています。

(2)武田製薬 アリナミンEXゴールド

吸収を高めた製法のビタミンB1・B6・B12、天然ビタミンE、さらに葉酸が含まれています。
こちらのシリーズは、医薬品総売上げ業界第1位を獲得しています。

(3)共和株式会社 キューピーコーワiプラス

ビタミンB1主薬製剤ですが、他の製品と比べるとビタミンの配合量は少なくなっています。
その代わりにオキソアミジン末(ニンニク抽出成分)、ヘプロニカート(血流促進成分)、カリウム、マグネシウムなどの医薬品成分が配合されているのが特徴です。
ニンニク成分や血流促進成分、神経を修復する成分などで目の疲れを改善していきます。
そのため、上記の製品で効果が得られなかった人はこちらを試してみて下さい。

最後に

疲れ目の症状は、ほとんどの人が一度は経験したことのある症状だと思います。
目の疲れは、肩こりや頭痛など、体の他の部分に影響を与えてしまうこともあります。
それを防ぐために、疲れを感じたらまずは今回ご紹介した方法で目を休ませてあげましょう。

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