短い爪をすらっとした長い爪にしたい!深爪矯正のやり方と注意点

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少し前まで「ネイルケアは女性がするもの」というイメージが強かったと思いますが、今ではネイルケアに力を入れる男性が増加傾向にあります。
そこで気になるのが爪の形です。 もしかして短い爪で悩んではいませんか?
爪の形は変えることができます。
今回は、短い爪をすらっと長い爪にする方法をご紹介します。

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1.短い爪がコンプレックス

爪が幅広く短い爪を男爪、細長い爪を女爪といいます。
男爪だと、指が太く見えたり子供っぽい印象を与えがちです。
そのため、ネイルを楽しみたくても爪の形が気になってできなかったり、コンプレックスに感じる人もいます。
しかし、しっかりケアすることで男爪を女爪に変えることができます。
以下、そのメカニズムとやり方について詳しく見ていきましょう。

2.短い爪を長くするには

短い爪を長くするには、「ハイポニキュウム」と「ネイルベッド」と呼ばれる部位がポイントとなります。

①ハイポニキュウム

ハイポニキュウムとは、爪の裏側にある薄い皮の部分のことです。
ハイポニキュウムは、主に爪と指をくっつけたり、雑菌の浸入を防ぐ働きをしています。
このハイポニキュウムを深爪して切ってしまうと、爪はどんどん短く小さくなります。
逆に爪を伸ばしていくと、ハイポニキュウムの位置が上がり、ネイルベッド(後述)の面積が大きくなっていきます。

②ネイルベッド

ネイルベッドとは、爪のピンク色の部分をさします。
指の肉と爪の内側はぴったりくっついているため、皮膚が透けてピンクに見えます。
短い爪の人は、このネイルベッドの面積が小さくなっています。
ネイルベッドを大きくするには、先述のハイポニキュウムを育成する必要があります。
ネイルベッドを大きくできれば、爪を長くすることができるのです。

つまり、爪を長くするためのポイントは、ハイポニキュウムを保護して伸ばすことによりネイルベッドの面積を広げることです。
このように爪を長く大きくすることを「深爪矯正」といいます。

3.深爪矯正のやり方

爪が短い人はハイポニキュウムの位置に問題があります。
深爪矯正はハイポニキュウムを保護しながら伸ばし、位置を上にあげていきます。
やり方は自分で行う方法とネイルサロンで行う方法があります。
それぞれのやり方や手順を見ていきましょう。

①自分で行う場合

(1) 爪切りを使用しない

ハイポニキュウムは、爪切りの衝撃で剥がれてしまう可能性があります。
そのため、爪の長さや形を整える際はやすりを使用してください。
この時、やすりを往復させるのではなく、必ず一方向に向かって削りましょう。

(2) 爪の長さや形

ハイポニキュウムを伸ばすには、深爪はNGです。
爪の先端の白い部分は2~3㎜残しましょう。 そして爪の形はスクエアオフに整えます。
スクエアオフとは、爪を真横に削り角に軽く丸みをもたせた形です。
この形にすると爪の強度が高くなり、効率よくハイポニキュウムを伸ばすことができます。

(3) 爪に負担をかけない

ハイポニキュウムは、日常的なダメージがあると剥がれてしまう場合があります。
そのため、缶をあけたり爪先に負担がかかる動作は控えてください。
爪が割れやすい人は、補強効果のあるトップコートを塗っておくといいでしょう。

(4) 保湿をする

爪が乾燥していると、ハイポニキュウムが剥がれやすくなります。
ハンドクリームやキューティクルオイルで爪をしっかり保湿しましょう。
この時、爪表面だけでなく裏側もしっかり保湿してください。
乾燥が気になる場合は、寝る時に手袋をするのがおすすめですよ。

(5) マッサージをする

保湿した後や少し時間ができた時などに、指をマッサージして血流を良くしてあげましょう。
すると、爪の先端までしっかり栄養が行き渡り、爪の成長を促すことができます。
マッサージは、まず指を1本ずつ付け根から指先に向かってもみほぐしていきます。
そして、爪の側面と生え際を気持ちよく感じる程度の力で指圧してください。

(6) 日頃の習慣を見直す

爪を噛む、爪をよくいじる、爪を短く切ってしまう、このような習慣はありませんか?
こうした習慣をあらためるだけでも、ハイポニキュウムの成長に大きな効果があります。

②ネイルサロンで行う場合

深爪矯正は少し値段は高くなりますが、ネイルサロンでもできます。
爪を噛むくせがある人は、ネイルサロンで人工爪をかぶせてしまうのがおすすめです。

(1) ステップ1

ネイルサロンでは、まずスカルプチュアと呼ばれるアクリル樹脂の人工爪を地爪の上に乗せ、爪の形を矯正しながら伸ばしていきます。
この時、2週間に1度サロンでのお手入れが必要となります。

(2) ステップ2

ある程度爪が伸びてきたら、次はジェルネイルに移行します。
ジェルを使用して、伸びた爪を保護しながら、健康な状態にするのが目的です。
使用するジェルはサロンによって違いがあるので、問い合わせてみてください。
この段階では、3週間に1回のお手入れになります。

(3) ステップ3

人工爪での補強が必要なくなれば、あとは月に1度のお手入れになります。
甘皮処理や保湿などのネイルケアが中心です。
ここまでくると、ネイルベッドも大きくなり、女爪にだいぶ近付いていると思います。

4.深爪矯正の注意点

深爪矯正は自分で行うにしても、ネイルサロンで行うにしても、長期のケアが必要です。
爪の状態によって個人差はありますが、爪の変化が実感できるのには2~3ヶ月はかかります。
爪自体を大きくするには、軽度の人で6ヶ月、重度の人で2~3年はかかるといわれています。

そのため、爪を大きくするには根気強くケアしなければなりません。
ケアを続けていれば、必ず爪は大きくなります。
すぐに効果が出ないからといって、簡単にあきらめないでくださいね。

最後に

爪は長くすることができるんですね。
私も爪が割れやすくネイルベッドが小さめなのが悩みでした。
あなたはどうですか? 爪がきれいだと相手に与える印象がよくなるし、自分のモチベーションも上がります。 まずはセルフケアから始めて女爪を目指してみませんか?

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