O脚は自力で治せる!やめるべきこととやるべきこと9つ

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女性なら誰しもすらっとした美脚に憧れますよね。
その美脚の妨げとなるものの1つにO脚があります。
O脚は日本人に多いとされ、成人女性の約80%もの人がO脚に該当すると言われています。
このO脚、実は自力で治すことも不可能ではないんです。
今回は、O脚の原因や改善方法についてお話しします。

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1.O脚とは

O脚とは、脚を揃えて立った際、ひざやふくらはぎ、太ももなどに隙間ができてしまう脚のことを言います。
この脚がつかない形が、アルファベットのOに似ていることから、O脚と呼ばれています。
このO脚にはいくつかの種類があります。

①ひざ下O脚

ひざから下がつかず、すねが外側にはみ出した状態を「ひざ下O脚」と言います。

②股関節O脚

両ひざから股関節、すべてが全くつかない状態を「股関節O脚」と言います。
まさにアルファベットのOの形をした、典型的なO脚です。

③XO脚

両ひざはつくのですが、太ももとすねがつかない状態を「XO脚」と言います。
脚の形がXに似ていることから、XO脚と呼ばれています。

2.O脚の原因

O脚になる原因として、骨盤の歪みや筋肉バランスの乱れ、足裏の異常などが挙げられます。
これらは日頃の生活習慣が大きく関係していて、普段の何気ないしぐさや行動がO脚の原因になっている可能性があるのです。
O脚を招く生活習慣として以下のものが挙げられます。

3.O脚を招くNG習慣

①座り方

お尻を床につけ、左右の脚のひざ下が外側に出る「ぺちゃんこ座り」、正座を片側に崩した「お姉さん座り」はO脚を招く要因になります。
また、脚を組んで座るのもNG習慣です。
このような座り方は、骨盤が広がったり歪んでしまう可能性があります。

②立ち方

カバンをいつも同じほうの手で持ったり、立っている時に脚をクロスしたりと、片側に重心をかける癖はありませんか?
これらも骨盤を歪ませるNG習慣です。

③歩き方

本来は、足の指に力をいれて地面を蹴り出すのが理想の歩き方です。
ところが、浮き指や外反母趾、扁平足など足裏に異常があると、指先に力がうまく入りません。 すると重心がかかとに偏ってしまい、足先が外側に流れる「ねじれ歩行」になります。

この歩き方をすると、すねの外側の筋肉が極端に発達してします。
その結果、ひざ小僧の骨が張り出し、ひざ下O脚の原因になります。 さらに、始めはひざ下だけですが、ねじれ歩行を続けていると股関節O脚になってしまう可能性もあります。

4.O脚を自力で治す方法

先述の通り、O脚は骨盤の歪みや筋肉の偏りによって生じます。
つまり、骨盤の位置や筋肉の偏りを調整することで、O脚は改善できるのです。
ここでは、自力で改善する方法をご紹介していきます。

5.O脚改善ストレッチ

①開脚

両脚をできるだけ広げるストレッチです。
開脚ストレッチは、股関節を柔らかくし、歪んだ骨盤を元の位置に戻す効果が期待できます。
お相撲さんにO脚の人がいないのは、この股割りができるからだと言われています。

②足裏開脚ストレッチ

(1)両脚の裏を合わせ、あぐらのような体勢をとります。

(2)(1)の姿勢から、身体を前に倒していきます。
この時、手で両方の足裏をつかんでください。

このストレッチも開脚ストレッチ同様、股関節に柔軟性を持たせる効果があります。

③足組みストレッチ

(1) 両腕はおろしたまま、床に仰向けになって両ひざを立てます。

(2) 片方の脚を上げ、寝たままの状態で足を組んでください。

(3) 上にした方の足を、もう一方の足の下にくぐらせます。
体が硬い人は、(2)の姿勢から、上に組んだ足の反対方向に体を倒してみてください。
これを左右それぞれ10秒間キープします。

このストレッチでは、上に組んだ方の足の矯正をすることができます。?

④足首回し

(1) 両脚を伸ばし、肩幅に開いた状態で座ります。
この時の手は、後ろについてください。

(2) 左右の足首を同時に10回内回ししていきます。
足首はできるだけ大きく、そしてゆっくりと回しましょう。

(3) (2)と同様に、今度は外回しで足首を回していきます。
これを左右1セットとして、2セット行います。

⑤ボールでストレッチ

まず、テニスボールを用意します。
ボールの上に正座をするように座り、外側のすねの筋肉にあててください。
あとはボールをコロコロ転がすだけです。
ねじれ歩行で発達した、外側の筋肉をほぐして、張って見えるのを改善します。

6.O脚改善エクササイズ

①つま先立ちトレーニング

(1) 両脚をそろえまっすぐ立ち、つま先立ちをします。

(2) かかとを浮かせるイメージで、ゆっくりとかかとをおろしてください。
これを20回繰り返します。

つま先立ちは、足の内側の筋肉を鍛えるのに効果的です。
そのため、ねじれ歩行で外側についてしまった筋肉とのバランスをとることができます。

②スクワット

(1) 背筋をまっすぐ伸ばし、厚さ2~3㎝に畳んだタオルをひざに挟みます。
両手は腰にそえてください。

(2) お尻をまっすぐ下に落としながら、ひざを曲げていきます。

(3) 上半身のバランスをとり、かかとを上げてつま先立ちをします。

(4) つま先立ちのまま、全身を伸ばして元の姿勢に戻りましょう。
この時、天井から頭を引っ張られるようなイメージでやってみてください。

スクワットは効率的に全身運動ができます。
さらに、タオルをひざに挟むことによって内側の筋肉を鍛える効果が高まり、O脚改善が期待できます。

③立つだけエクササイズ

(1) 頭・背中・お尻・かかとを壁につけて立ちます。

(2) かかとから先の足は8の字に開いて、ひざはくっつけてください。

(3) 下腹部、内股、ふくらはぎの内側に力を入れて、5分間キープします。
これを1日3回行います。

7.生活習慣の改善

先述の通り、「座り方」「立ち方」「歩き方」もO脚の原因につながります。
O脚を治すためには、座るときはできるだけ椅子に座るようにしましょう。

立つ時は少しひざを曲げて、必ず足の指にも体重がかかるように意識してください。

歩く時は、立ち方同様、ひざに少し余裕を持たせて歩きます。
そしてかかとではなく、足先で地面を蹴りだして歩くことを意識しましょう。

最後に

私は股関節O脚でした。 O脚は先天性のもので、接骨院などに通わないとよくならないイメージを持っている人が多いと思います。
ですが、O脚の原因の多くは普段の生活習慣に潜んでいるんですね。
生活習慣を改善し、O脚改善効果のあるストレッチやエクササイズを行うことで、美脚に近付けることができるのです。
美脚効果のある服でごまかしたりせずに、自分の脚を美脚に導いてみてはいかがでしょうか。

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