毎日化粧をしていると、今日は化粧ののりがイマイチ!と思うことってありませんか?
私もお酒を飲んだ日や睡眠時間が圧倒的に少ない時は、化粧ののりがよくないなと思いながら化粧をしています。
なぜ日によって化粧ののりが違うのでしょうか。 化粧ののりが悪くなる原因と対策をご紹介します。
1.化粧ののりが悪い原因
①お肌が乾燥している
お肌の乾燥具合は、季節やその時々の環境によって大きく左右されます。
乾燥しているのに、夏のさっぱりメインのケアでは化粧のノリも悪くなってしまいます。
特にメイクの中心になる目元・口元は乾燥しやすいパーツです。 乾燥しているお肌に充分な栄養素や水分を与えずに化粧を重ねると、肌がくすんで見えます。
化粧をする前に肌を触ってみて、「なんかごわごわしている、ザラザラしている」と感じたら乾燥している証拠です。
②パフやブラシが汚れている
化粧をする時のパフやブラシは定期的に洗ったり、買い替えたりしていますか? 意外と買った時から交換したことがある人は少ないのではないでしょうか?
特に、パフは付けるごとにファンデーションや皮脂が蓄積されていきます。
そのため、毎日同じ量をつけているつもりでも実際にはそうならないんです。 蓄積されたファンデーションや皮脂が付いてムラができたり、のりが悪くなってしまいます。
さらに、パフにいる菌も一緒に付くので、お肌へのダメージ大です。
③便秘気味
お肌と便秘に関係あるのかと思われるかもしれませんが、実は関係が深いんです。
胃や腸の不調は肌への負担が大きいし、ホルモンバランスの乱れは肌荒れにつながります。
それゆえ、便秘気味だとお肌の調子が悪く、化粧ののりも悪くなるのです。
④下地の塗りすぎ
ファンデーションを塗る前に、日焼け止めや下地を塗り過ぎていませんか?
日焼け止めは夏場は仕方がありませんが、リキッドファンデーションやBBクリーム、CCクリームの塗り過ぎは化粧ムラの原因になります。
下地を厚塗りすると、その後の化粧がのりにくくなってしまい、結果的に化粧ののりが悪くなってしまいます。
2.化粧ののりを良くするには?
①保湿
化粧ののりがいい=素肌の調子がいいということです。
つまり、化粧ののりをよくする一番いい方法は、素肌を良い状態に保つことです。
私たちの肌は奥深くで新しい細胞が生まれ、活動を繰り返し、肌の表面に現れ、角質となりはがれおちるということを繰り返しています。
その周期は28日。 つまり、お肌は28日周期で生まれ変わっているということです。 このお肌の生まれ変わる周期をターンオーバーといいます。
お肌の調子が悪かったり乱れたりするのは、このターンオーバーの周期が乱れるからです。
早すぎると角質の並びがガタガタになってしまいますし、遅すぎると古い角質がずっと表面に残ったままになってしまいます。
これを防止するために重要なのは、角質を整えること=保湿することです。
角質が乾燥してしまうと細胞が小さくなってしまい、ターンオーバーの乱れに繋がります。
小さくなることがないように、十分にお肌を保湿してあげてください。
乾燥にオススメなケアは、ミルフィーユ保湿と呼ばれるケアです。 これは、化粧水→乳液→化粧水→乳液という順でケアすることで、保湿効果を上げる方法です。
「塗り過ぎでは?」と思われるかもしれませんが、乾燥が激しい秋冬や夏場でも冷房の中にずっといる人は、これくらい保湿した方がいいです。
夜にするのも効果的ですが、時間があれば朝やると化粧ののりがまったく違います。
なので、できれば少し早起きしてミルフィーユ保湿をしてから化粧してみてください。
②化粧道具を清潔に
肌の直接触れるパフやブラシは常に清潔にしておくようにしてください。
今では100均でも優秀な道具がたくさん売られています。
高級な道具を買って長く使い続けるのもいいですが、清潔さを保てないとかえって逆効果です。
お手入れが苦にならないならいいですが、洗って乾かす暇がないという人は、お手軽に買える道具を1ヵ月を目安いに買い替えるようにしてみてください。
これだけでも化粧ののりが変わる場合があります。
③食物繊維を摂取する
便秘解消には食物繊維を摂取することが効果的です。 キャベツやこんにゃくなどにたくさん含まれていますので、積極的に摂るようにしてください。
最後に
いろいろと書いてきましたが、健康の基本は何と言っても規則正しい生活にあります。
お肌を健康な状態に保つためにも、良く寝てバランス良く食べて適度に運動する、ということ以上の手っ取り早い方法はありません。
忙しい社会人の女性には難しいかもしれませんが、まずは規則正しい生活を心掛けるようにしてください。 その上で、上記のような対策を施すのが最も有効な対処法です。