あなたはドライヤーを何に使っていますか?
おそらく、そんなの髪を乾かすのに決まってるじゃん、という答えがほとんどでしょう。
しかし、実はドライヤーは髪を乾かす以外にも、美容に役立つ意外な使い方があるんです。
今回はそんなドライヤーを使った美容法についてご紹介します。
1.ドライヤーと肩凝り
デスクワークをしている人の多くは、肩こりに悩んでいるのではないでしょうか?
私もネコ背&ストレートネック&事務職ということで、肩凝りと戦う毎日です。
そこで、あまりにも辛い時には、ドライヤーの力を借りて肩凝りをほぐしています。
ドライヤーの温風を肩の周りに当てることによって体がほぐれるのです。
やり方は簡単。 肩凝りに効くツボにドライヤーで温風を当てるだけです。
肩甲骨の上下、肩の付け根、腕の外側にツボがあり大体肌から15cm離れた所から「温かいな」と思う程度まで温風を当てます。 これだけです。
正確な場所が分からないという人でも、風は広い範囲を温めてくれるので、少しくらいツボを外しても十分効果が期待できます。
ただし、肌が弱い人は直接風を当ててしまうと、低温やけどをしてしまう可能性があります。肌の乾燥も防げないので、服の上から当てるといいでしょう。
2.ドライヤーと化粧崩れ
朝きちんと化粧をしても、昼間お仕事を頑張るOLさんは、夕方にはどうしても化粧が崩れてしまいます。 なぜ化粧が崩れてしまうのかというと、顔から出る皮脂や汗が肌につけている化粧を落としてしまうからです。
化粧崩れを直せばいいのですが、できれば何もせずとも1日キレイな化粧でいたいですよね?
実は、朝ドライヤーを使うだけで皮脂や汗による化粧崩れ知らずのメイクができるんです!
どのようにするかというと、朝化粧水などの基礎化粧品を通常通り塗った後、ドライヤーの冷風を顔に当てます。
どれくらいかというと、顔を触って「冷たい」と思うくらいが丁度いいです。
顔を冷やせたら、次はファンデーションなど下地を塗った後、また冷風を当てます。
一部分化粧が完了するたびに冷やすようにしていくと、化粧が完成する頃には化粧崩れのしないメイクが完成します。
化粧をすべて完了させた後、水に顔をつける「潜水法」と呼ばれる化粧崩れ対策に似たものですが、冬場に顔を水につけるのはツラいので、ドライヤーを使うことをおすすめします。
3.ドライヤーと保湿
ドライヤーというと、乾燥させるという印象が強いと思いますが、実はドライヤーをかけることで髪は自然と保湿されています。
自然乾燥をさせると、濡れた髪と髪の摩擦で髪が痛んでしまうのです。
保湿用のオイルやローションを頭皮や毛先に塗り込んでからドライヤーで乾かすと、自然乾燥に比べて髪が濡れている時間が短いため痛みにくくなります。
また、塗ったオイルやローションが熱によって髪に染みこんでいき、結果的に保湿されます。
何も使用せずドライヤーをかけているなら、自分に合ったケア商品を探してみてください。
ドライヤーを使って髪を保湿する上で1番大事なのが、髪とドライヤーの距離感です。
あまりに近いと、熱が直接髪に当たってしまい乾燥させてしまいます。 手を思いっきり伸ばした状態くらいがちょうどいい距離感です。
こんなに遠くて乾かす時間が長引くのでは?と思われるかもしれませんが、ドライヤーの風は思っているよりも強いものです。 女性の手の届く範囲であれば、十分な風が届いるので安心してください。
4.ドライヤーとまつげ
ホットビューラーは、まつげのカールが長持ちするので愛用している人も多いのではないでしょうか?
しかし、実際買うとなると意外と高いんですよね。 そこで、あなたが持っているドライヤーの出番です。
ビューラーをドライヤーの温風で温めるだけで、持っている普通のビューラーがホットビューラーに早変わりです。
ただ、温めすぎると使うときに火傷してしまうので、途中触りながら温めてくださいね。
この場合もあまり近づけ過ぎず、ほどよく離れた距離から風を当ててください。
温度が一定ではなく、自分で温めている途中で触ってみて、「これくらいが丁度いいかも」と自分で温度調整できるのもいいですね。
これだけでもまつげのカール時間がいつもよりも長引きますよ!
まとめ
ドライヤーにもいろんな使い方があるんですね。 知らなかった使い方や気になった美容法はあったでしょうか?
朝・夜のほんのひと手間であなたの美容の可能性は大きく広がります。 もし気になったものがあればぜひ試してみてください。
そして、そこから新たな美容法を見つけた時には、ぜひ教えてくださいね。