ベビーオイルといえば、赤ちゃんのためのオイルと思いがちです。
でも実は、私たち大人にも使える万能オイルで、使い方もたくさんあるんですよ。 数多くある使い方の中でも、個人的におすすめなベビーオイルの使い方をご紹介したいと思います。
1.ベビーオイルとは
名前の通り乾燥に弱い赤ちゃんのために開発された保湿のための低刺激オイルです。
赤ちゃんでも使用できるので肌が弱い敏感肌の方でも使えます。 主成分は「ミネラルオイル」(鉱物油)と「酢酸トコフェロール」(ビタミンEのことで防腐のために使用されています)で作られています。
主成分が鉱物油と聞くと肌に優しいイメージがないかもしれませんが、鉱物油は石油を精製して不純物を取り除いた純度の高い油です。
名前に鉱物がついてしまうのは、石油が分類上、鉱物扱いになってしまうからです。 肌に使用してもまったく問題ないんですよ。 鉱物油はワセリンや医療現場でも利用されています。
ベビーオイルがどんなオイルなのかご理解いただけたところで、おすすめの使い方をご紹介していきますね。
2.ベビーオイルのおすすめ使用法9選!
ベビーオイルは低刺激タイプなので、頭の先からつま先まで使えます。
保湿力にいたっては、ホホバオイルの3倍、オリーブオイルの4.8倍もあるんですよ。
①クレンジングとして使う
ベビーオイルでメイクを落とすことができます。 クレンジングオイルよりもベビーオイルの方がメイクが落ちたなんて声もあるほどです。
クレンジングの仕方は、まず顔全体にオイルをなじませます。 次に、乳化させるためにお湯をかけた手でクルクルとマッサージするように落とします。
そして最後にティッシュオフするだけです。 もし面倒でなければ、蒸しタオルで拭きとることをおすすめします。
②小鼻の角栓とり
蒸しタオルで毛穴を開いたら、オイルでクルクルマッサージするだけで、小鼻の角栓がとれて綺麗になります。
③ヘアケア
パサつきなどが気になる毛先に少量つけてドライヤーで乾かすとしっとりサラサラな仕上がりになります。
ただ、オイルなのでつけ過ぎるとベタベタになってしまうので気をつけましょう。
④かかとの角質除去
かかとにたっぷりオイルを塗ってから靴下を履いて寝るだけです。 角質を取るだけでなく、保湿も同時にできるので一石二鳥ですね。
⑤体の保湿
体に使用するとハリツヤがよくなります。
入浴後タオルドライした後に少量をなじませるのですが、手の温度で温めてあげると浸透がよくなるのでおすすめです。 冬場など特に乾燥が気になる時は、タオルドライする前の濡れた状態でオイルをつけてあげると、とても潤います。
⑥バスオイルとして使用
浴槽に2~3滴垂らして使用します。
お好きなアロマオイルや入浴剤と混ぜて使うとリラックス効果が期待できます。
⑦マッサージオイルとして使用
脚や顔のリンパマッサージをする際にベビーオイルを使用することで滑りがよくなり、リンパを流しやすくなります。
⑧妊娠線の予防
妊娠線を作らないようにするには、皮膚を柔らかく保つことが大事です。
ベビーオイルは皮膚表面の水分の蒸発を防いで潤いを保ってくれるので、皮膚を柔らかく保つことができるのです。 妊娠線予防クリームは結構なお値段のものが多いので、ベビーオイルの代用をおすすめします。
⑨スタイリング剤として使う
ベビーオイルをワックスのように使って、今流行りのウエットスタイルを作ることができますよ。 つけ過ぎるとベタベタ感が出てしまうので、少量ずつ使うようにしてください。
以上がベビーオイルのおすすめの使い方です。
これ1本で全身のケアができてしまうので便利ですし、何と言っても保湿力抜群なのが良いです。 1度試してみてはいかがでしょうか?
ところで、ベビーの保湿商品と言えば、ベビーローションというものもありますよね。
こちらの2つの違いってご存知ですか?
3.ベビーオイルとベビーローションの違い
①見た目と使い心地の違い
ベビーオイルとベビーローションどちらも赤ちゃんの保湿商品です。
ただ、ベビーオイルは名前の通りオイルタイプで、一方ベビーローションは乳液タイプで使い心地がサラッとしています。
ベビーオイルと同様、肌に優しい成分で作られていて、主成分は水とミネラルです。
②保湿の用途が違う
どちらもミネラル成分で作られている点は同じです。
ただ、ベビーオイルの目的は「肌の油分」を補うため、ベビーローションの目的は「肌の水分」を補うため、と保湿の用途が異なります。
これらがベビーオイルとベビーローションの違いです。
最後に
ベビーオイルは赤ちゃんだけではなく、私たち大人にとっても優れたオイルです。
私も以前は角質をとってくれることを知らず、実際にやってみて本当にキレイになってビックリしたものです。 あなたもぜひいろいろ試してみてくださいね。