暑くなってくると気になるのは汗ですが、汗をかく場所でも特に気になるのは脇汗ですよね。 脇汗が気になって汗が目立ちづらいモノトーンの服にかたよっていませんか?
2016年はアースカラーが流行色なので、脇汗対策をしっかりして汗ジミなどを気にせずお洒落を楽しみましょう。 それでは、さっそく脇汗の対策からご紹介していきたいと思います。
1.脇汗の対策
①制汗剤を使う
これが1番手軽にできる対策です。 制汗剤といえばスプレータイプが主流でしたが、最近ではクリームタイプやジェルタイプの脇汗対策専用の商品も発売されています。 自分に合ったものを探してみて下さい。 汗をたくさんかく人はクリームタイプがおすすめです。
なお、臭いの原因は汗に混ざって一緒に出てくる成分や菌です。 これらを抑えることで臭いを防止できるので、菌がいなくなる入浴後に制汗剤を使うのが最も効果的です。
次善の策として汗を拭き取ってから使用してください。
②食生活の改善
ファーストフードやスナック菓子など欧米食ばかり食べていると、汗が臭くなる原因になってしまいます。 野菜中心の食事を心掛けることで、脇汗の緩和が期待できます。
大豆製品に含まれているイソフラボンには抗酸化作用があり、汗の臭いの原因となる過酸化脂質を抑制するだけでなく、汗を抑える効果もあります。
ビタミンA、Eには汗の臭いを改善する効果があるので積極的に取り入れましょう。
めかぶやもずくなどのぬめりのある海藻には「フコダイン」という消臭効果のある成分がたっぷり入っているのでこちらもおすすめです。
③水分補給をこまめにする
水分不足によって汗の成分が濃くなり、臭いが強くなります。 こまめに水分補給しましょう。
④適度な運動を心掛ける
冷房完備の部屋に長時間いると、汗をかくことが少なくなり、汗腺機能が低下してします。
汗腺機能を低下させないためにも、軽い有酸素運動をして全身から汗を出し体温調節できる体にする必要があります。
体温調節がしっかりできると、脇汗と臭いが緩和されます。
⑤ホルモンのバランスを整える
ホルモンのバランスが崩れると、体温や気温に関係なく脇汗が出やすくなります。
規則正しい生活をしてバランスを乱さないようにしましょう。
⑥制汗剤は入浴後!
臭いの原因は汗に混ざって一緒に出てくる成分や菌です。 これらを抑えることで臭いを防止できるので、菌がいなくなる入浴後に制汗剤を使うのが効果的です。
日常生活で少し意識をするだけで、脇汗の緩和ができるんですね。
次に、脇汗の止め方や臭いを抑える方法をご紹介したいと思います。
2.脇汗をとめる方法
①ミョウバン水
ミョウバンには制汗作用があり、臭いにも効果があります。 ミョウバンはスーパーで売られているので手軽に購入できますし、値段も手頃なのでコスパも高いです。
<ミョウバン水の作り方>
・ミョウバン 50g
・水 1.5ℓ
この2つを混ぜれば完成です。
ミョウバンは溶けにくいので一晩置いておくと無色透明の液体になります。 スプレーボトルに入れておくと使いやすいですよ。
②病院で薬を処方してもらう
皮膚科や心療内科では「プロ・バンサイン」という汗を抑える薬や「グランダキシン」という自律神経のアンバランスが原因で汗が出る人のための薬を処方しています。
ネット通販での購入もできるそうなのですが、副作用があるようなので、最初は必ず病院で処方してもらうようにして下さい。
③美容外科で手術をする
汗をかきにくくする方法として、
ボトックス注射 … 1度打てば半年〜1年は効果があるとされる
レーザー治療 … レーザーで脇の汗腺を取り除く
上記のような治療法があります。
3.もし服に汗ジミができてしまったら
ぬるま湯でもみ洗いしてから、重曹で漬け置きすることで汗ジミの黄ばみが取れます。
この方法で落ちなかった場合は、液体酸素系漂白剤 2:1 重曹の割合で混ぜ合わせたものを汗ジミに塗布します。 その後やかんの湯気などの蒸気を5秒当てたら、ぬるま湯ですすいでください。
それでは、最後に脇汗対策におすすめのアイテムをご紹介したいと思います。
4.脇汗対策におすすめのアイテム3選
①汗脇パッド
脇汗対策グッズとしては定番ですよね。
服につけるタイプと脇に直接貼るタイプがあります。
②汗取りパッド付きインナー
私がこの商品の存在を知ったのはつい最近だったのですが、インナー自体にパッドが付いているのでパッドが取れる心配がなくておすすめです。 女性用だけではなく男性用も発売されていて、安いものだと1,000円以下で購入できますよ。
③脇用クリーム
脇汗対策用として作られているので、汗を抑えるだけでなく、臭いもしっかり抑えてくれます。 最近ではいろんなメーカーから発売されているので、自分に合うものを探してみてください。
最後に
脇汗対策についてご紹介してきました。 対策グッズを使うのももちろん結構ですが、規則正しい生活をして、制汗グッズいらずの体作りを目指してみるのもいいと思います。