ココアの驚きの健康効果とおすすめの飲み方3選

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寒い時期になると特においしく感じるココア。 一口飲むとホッとしますよね。
このココアですが、ただおいしいだけではなく健康効果があるのはご存知ですか?
今回は、ココアの健康効果やおすすめの飲み方などご紹介したいと思います。

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1.ココアとは

カカオの木になる「カカオ豆」が原料になります。
実はチョコレートの原料と同じなんです。
カカオ豆を発酵や乾燥などの加工を施し、脂肪分を取り除いたものが純ココア(ピュアココア)になります。

2.ココアの成分 

・たんぱく質
・ビタミンA
・ビタミンB1、B2
・ビタミンE
・ミネラル(鉄、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、銅)
・食物繊維
・葉酸
・カカオポリフェノール
・テオブロミン
・カフェイン

ココアにはこんなにたくさんの栄養成分が含まれています。
中にはココア独自の成分もあります。 これだけたくさんの成分が含まれているからこそ、さまざまな健康効果が期待できるんですね。

3.ココアによる健康効果

①リラックス効果

ココアに含まれる「テオブロミン」という成分に、リラックス効果をもたらす効果があると言われています。
この成分は自然界ではカカオにしか含まれていません。
カフェインと似た成分ですが、穏やかに作用するので刺激が少ないそうです。

仕事の合間などにココアを飲むことでリラックス効果を得ることができます。
リラックス状態になることで、ストレスの緩和も期待できますよ。

②便秘の改善

ココアの食物繊維含有量は、なんとゴボウよりも多いのです。
ココアの食物繊維は「リグニン」と呼ばれる不溶性食物繊維になります。
名前の通り水に溶けない性質で、便のかさを増やすことで腸に刺激を与えてくれます。
それにより腸の動きが促進され、便通が促がされます。
このリグニンには脂肪の吸収を抑える働きもあるので、ダイエット効果も期待できます。

③冷えの緩和

ホットココアと緑茶、お湯、コーヒーの4つの飲料で温度の持続実験を行ったそうです。
その際、温度が上昇してからの持続時間は、ココアが最も長かったという結果が出ています。
その持続力は生姜湯よりも高かったという実験結果もあるとか。
たしかにココアを飲むと身体の芯が温まるような感覚がありますね。

④インフルエンザの予防

近年注目されている効果がインフルエンザの予防効果です。
ココアの抗菌作用は、インフルエンザウイルスにも有効なんです。
1番強力な免疫細胞であるNK細胞を活性化させて、免疫を上げる働きがあるんだそうです。
そのため、体内に浸入してきたインフルエンザウイルスや細菌などを撃退してくれます。

⑤美肌・アンチエイジング

ココアに含まれるポリフェノール成分には抗酸化作用があるとして有名です。
ポリフェノールは赤ワインやコーヒー、紅茶にも含まれています。
ですがこれらの飲料よりココアのほうがポリフェノール含有量が多いそうです。

前回の記事「活性酸素の増えすぎは老化の原因!?減らす方法はある?」でも触れたように、にきびやしみ、しわなどの肌トラブルは活性酸素が原因です。
この活性酸素は通常であれば細胞を守る働きをしてくれますが、増えすぎると健康な細胞まで破壊し、老化現象を引き起こしてしまうのです。

ポリフェノールはその活性酸素を抑制してくれます。
そのため、肌トラブルを防止して、若々しい肌を保つことができます。

4.ココアのカロリー

砂糖などを含まない純ココアのカロリーは、大さじ1杯あたり16kcalです。
一方、砂糖やミルクパウダーが入った調整ココアだと、大さじ1杯あたり80kcalとなります。
純ココアのカロリーの5倍も高いカロリーになるんです。
なので、調整ココアではなく、純ココアがおすすめです。
両者の見分け方は、原材料の表記がココアパウダーのみの商品が純ココアとなります。

5.ココアに含まれるカフェイン

ココアにもカフェインが含まれています。
ですが、100mlあたり10mg未満です。
一方、コーヒーのカフェイン含有量は100mlあたり60~100mgです。
両者を比ると、ココアの方が含有量がかなり少ないことが分かりますね。
なので、カフェインに関してはそこまで神経質になる必要はないと思います。

6.ココアのおすすめの飲み方

①豆乳ココア

<材料>
・豆乳 200ml
・純ココア 大1 1/2
・パルスイートやオリゴ糖 お好みで

<作り方>
全て混ぜ入れて、温めるだけです。

②生姜ココア

<材料>
・純ココア 小2
・生姜 1かけ(チューブでの代用も可能)
・お湯 200ml
・ハチミツ又はオリゴ糖 お好みで小2.5

<作り方>
お湯にココアを溶かしたら、生姜をいれます。
飲みにくい場合は、ハチミツやオリゴ糖をいれると飲みやすくなります。
③きなこココア

<材料>
・牛乳 200ml
・純ココア 大2
・きなこ 大1
・はちみつ お好みで

<作り方>
きなことココアをマグカップにいれたら、牛乳を大さじ1杯いれてしっかり混ぜます。
粉っぽさがなくなったら残りの牛乳を加えてレンジで1分40秒~2分加熱して完成です。

7.飲み方のポイント

ココアを飲む際は、砂糖の代わりにオリゴ糖を使用するのがおすすめです。
過去記事「オリゴ糖とは?種類・効果や砂糖との違い、選ぶ際の注意点など」でも触れていますが、オリゴ糖は低カロリーで、ビフィズス菌のエサになります。
そのため、腸内環境を整える効果がさらに高くなることが期待できます。

また、食前に飲むと食べ過ぎの防止や脂肪の吸収を抑えてくれます。
なので、夕食の前に飲むのがおすすめです。
ホットココアだと満腹感もアップするので温めて飲むのがいいでしょう。

最後に

ココアはジュースに近いイメージが強かったのですが、驚きの健康効果があるんですね。
ちょうど今インフルエンザが流行しています。 今年は感染性胃腸炎も流行っています(私もかかってしまいました。。)。
予防対策の1つとしてホットココアを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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