今さら聞けない青汁の効果効能 原料別の特徴と栄養成分を比較

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「うーん、不味い!もう一杯!」
青汁はあのCMでメジャーになり、今では健康飲料というイメージがすっかり定着しました。
ただ、実際にどのような効果があるのかは知らない人も多いと思います。
今回は、青汁の効果効能や原料別の特徴などについてお話しします。

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1.青汁の効果・効能

①便秘改善

青汁には腸内の環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には便を出しやすい硬さにしたり、便のかさを調整する働きがあります。
さらに、腸のぜん動運動を促進させる働きもあるのです。
これにより排便を促す効果、便秘の改善が期待できます。

②免疫力の向上

上記の通り、青汁は食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれます。
実は、腸には免疫細胞の約6割もの細胞が存在しています。
このことから、別名「最大の免疫器官」と言う呼び名があります。

それゆえ、腸内環境が良ければ自然と免疫機能も高めることができます。
さらに、青汁のデトックス効果により体内の毒素や老廃物が減少します。
栄養成分が体内に行き渡りやすくなり、健康状態をキープする効果も期待できるのです。

③美肌効果

青汁には食物繊維以外にもビタミンやミネラルといった美肌に欠かせない栄養成分もたくさん含まれています。
そのため、肌荒れなどの原因となる老廃物を排出するデトックス効果に加え、ビタミンやミネラルがお肌に栄養を補給してくれます。
肌に老廃物が少ない状態だと栄養成分の効果も発揮されやすくなります。

④高血圧の改善

高血圧の原因の1つに塩分の過剰摂取があげられます。
塩分を摂り過ぎると血液の塩分濃度が高くなり、血液中の塩分を薄めようと血液の量が増加します。 その結果、血管や心臓に負担がかかって血圧があがってしまうのです。

青汁には、体内の余分な塩分や水分を体外に排出するカリウムが含まれています。
カリウムは別名「自然の降圧剤」と呼ばれています。
体内の余分な塩分や水分を排出することで血行が改善され、血圧を下げる効果が期待できるのです。

⑤ダイエット効果

青汁には豊富な栄養素が含まれています。
その中には新陳代謝を促進させるビタミンE、糖質を燃焼させるビタミンBなどダイエットに有効な栄養素があります。 さらに、先述の食物繊維によるデトックス効果、カリウムの利尿作用もダイエット効果をもたらします。
飲み続けることで、体がすっきりするだけでなく、痩せやすく太りにくい体質に改善する効果も期待できます。

2.青汁の原料

①大麦若葉

大麦若葉はイネ科の植物で大麦の若い葉のことをさします。
栄養素がバランス良く含まれているのが特徴です。
その中でも注目の栄養素が強力な抗酸化力を持つ「SOD酵素」です。
このSOD酵素が体内で増えてしまった活性酸素を除去してくれます。

活性酸素は増え過ぎてしまうと健康な細胞までも傷付けてしまいます。 その結果、動脈硬化や高血圧、がん、シミ、そばかす、老化といったさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
SOD酵素が活性酸素を分解してくれることで、上記の症状を予防する効果が期待できます。
大麦若葉は臭みやクセが少なく飲みやすいので、初めて青汁を飲む人やお子様におすすめです。

②明日葉

明日葉はセリ科シシウド属の植物で八丈島が原産です。
生命力が非常に強く「今日葉を摘んでも、明日には新しい芽を出す」と言われています。
明日葉の名前はこのようなことが由来となっているそうです。

春野菜の王者と呼び名がつくほど、明日葉は高い栄養価を持っています。
食物繊維、β-カロチン、カリウムの含有量はケールよりも多く、さらに「カルコン」と呼ばれる独自成分が含まれています。

カルコンとはポリフェノールの一種で、ポリフェノール本来の抗酸化作用に加え、血管拡張作用があります。 そのため、血流が良くなり体内の毒素や老廃物を効率よく排出できます。
カリウムも含まれているので、相乗効果で高いデトックス効果が期待できます。
さらに内蔵脂肪を減らす働きもあるので、メタボの改善にも有効です。

③ケール

キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜の原種で、青汁の原料として定番の野菜です。
原産地はヨーロッパ南部で、成長すると葉丈が1メートルにもなります。
ケールはとても丈夫なため、1年中栽培が可能です。

ケールには大麦若葉・明日葉には含まれていない「ルテイン」と「メラトニン」という物質を含んでいます。
ルテインは眼精疲労や視力回復といった眼の健康を保つのに必要な栄養素であり、メラトニンは脳からも分泌されているホルモンで、別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。
体をリラックスさせる働きがあり、心地よい睡眠をサポートする効果があります。

これらの成分以外にもさまざまな栄養素を含むことから、ケールはスーパー野菜と呼ばれています。 ただ、アクが強く苦味が強いので、飲みづらいと感じるかもしれません。
水で割るよりも、牛乳や豆乳で割って飲むと飲みやすいと思います。

3.青汁の栄養成分

ここでは大麦若葉・明日葉・ケールの主な栄養成分をご紹介したいと思います。

①大麦若葉の栄養成分

・SOD酵素 ・カルシウム ・鉄
・β-カロチン ・葉緑素(クロロフィル)
・ビタミンC ・ビタミンE ・カリウム
・亜鉛 ・食物繊維

葉緑素(クロロフィル)とは、血液中で鉄と結合する成分です。
血液の色素のもとや造血作用のあるヘモグロビンで、別名「緑の血液」とも呼ばれています。

大麦若葉は先述のように、SOD酵素という強力な抗酸化成分を含んでいます。
高いアンチエイジング効果が期待できるので、美容目的で青汁を飲みたい人におすすめです。

②明日葉の栄養成分

・カルコン ・β-カロチン ・ビタミンB群
・ビタミンC ・ビタミンE ・カルシウム
・カリウム ・食物繊維 ・鉄

明日葉は先述のようにカルコンとカリウム2つの成分の働きにより、高いデトックス効果が期待できます。
便秘改善などのデトックスや生活習慣病の予防を目的として青汁を飲みたい人におすすめです。

③ケールの栄養成分

・ルテイン ・メラトニン ・β-カロチン
・ビタミンC ・ビタミンE ・カルシウム
・食物繊維 ・カリウム

ケールの青汁は、普段パソコンやスマートフォンで目を酷使する人、寝つきが悪く疲れが取れない人におすすめです。

ここで紹介したのは主な栄養成分のみです。
どの原料にもまだ他にもたくさんの栄養成分が含まれています。
果物や他の緑黄色野菜を組み合わせると、さらに栄養価の高い青汁になりますよ。

最後に

青汁は原料によって栄養成分や味に特徴があったのですね。
飲みづらいと感じた人はケールの青汁を飲んでいたかもしれません。
そういう人は大麦若葉の青汁を飲んでみてはいかがでしょうか?

青汁=まずいというイメージはもう過去のものです。 飲みやすく改良された青汁もたくさん販売されていて、手軽に始めやすくなっています。
家族みんなの習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか?

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