賞味期限と消費期限を正しく理解しよう 開封後の食品別の目安も解説

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普段食べている食品の多くには賞味期限や消費期限がありますよね。 これらについて、あなたは正しく理解しているでしょうか?
もしかすると、理解不足で無駄に食品を廃棄していたり、逆に危険なものを口にしているかもしれません。
今回は、食品の賞味期限と消費期限について詳しくお話ししたいと思います。

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1.賞味期限の意味

賞味期限とは、製造者が安全や味、風味など全ての品質が維持されると保障する期限を示したものです。
衛生面よりも品質を問う趣旨が強いため、ある程度保存がきく食品に使用されています。
表示は、賞味期限が3ヶ月を超えるのものは「年月」、賞味期限が3ヶ月以内のものは「年月日」で表示されるのが基本です。

賞味期限を簡単に言うと、「未開封の状態」「表示通りの方法で保存をした場合」「おいしく食べられる期限」です。
なので、期限を過ぎたからといって、食べられないわけではありません。

2.賞味期限と消費期限の違い

賞味期限は先ほどお話ししたように「おいしく食べられる期限」です。
そのため、品質の劣化が比較的遅く、ある程度の期間の保存ができるものには賞味期限が表示されます。

それに対して、消費期限は「安全に食べられる期限」を表しています。
期限が大体5日以内で、それを超えると危ないことを意味しています。
品質の劣化が早い生鮮品や加工品に消費期限が表示されます。

3.開封前と開封後の賞味期限

商品に表示されている賞味期限は、未開封でかつ、表示されている通りの保存方法で保存した場合の期限です。 したがって、保存状態によっては、賞味期限前であっても品質が劣化していることがあります。
食品によっては賞味期限がなく、無期限で食べられるものもあります。 一部の調味料やアイスクリームなどですね。 このような食品に関しては、賞味期限の表示がありません。

一方で、開封後の具体的な賞味期限は、ほとんどの食品が表示していませんよね?
大抵、「開封後はお早めにお召し上がりください」という記述があるくらいです。
何日以内と具体的に表示してほしいところですが、 こういった表示がない以上、日頃よく口にする食品については、個別に知っておくほかありません。
この点は次の項目で見ていくことにしましょう。

4.食品別の賞味期限の目安

①調味料

(1) 塩・砂糖

この2つに関しては、時間経過による品質の変化が極めて少ないため、賞味期限が定められていません。 ですので、賞味期限は気にせずに常温保存で大丈夫です。
ただ、湿気には弱いので、しっかりと密閉できる容器や袋にいれるのがいいでしょう。

(2) 醤油

未開封の場合の賞味期限は1年半前後です。
ですが、開封後は1ヶ月と、意外にも賞味期限が短いです。
開封後は酸化を防ぐためにも、しっかりとフタをして冷蔵庫で保存してください。

(3) 味噌

味噌は、出汁の入った加工みそや減塩タイプでない限り、腐ることはないそうです。
ですが、時間経過と温度の影響で褐変(かっぺん)と呼ばれる色が濃くなる現象が起こります。 それと同時に風味も衰えてしまうそうです。
なので、目安としては開封後の常温保存の場合は3~6ヶ月、冷蔵庫で保存した場合は1年が目安となります。
ちなみに、味噌は凍らないので、冷蔵庫に入らない場合は冷凍庫でもOKです。

(4) みりん

みりんは本みりんとみりん風調味料で賞味期限が異なります。
まず、本みりんは未開封の場合だと1年半、開封後は90日が賞味期限の目安となります。
冷暗所での常温保存で大丈夫です。
次にみりん風調味料ですが、こちらは未開封の場合だと1年、開封後は冷蔵保存で3週間が賞味期限の目安となります。

(5) 酢

酢は殺菌作用に優れているため腐りません。
ですが、賞味期限の目安としては開封前、開封後どちらも2年程度となります。
冷暗所での常温保存で大丈夫です。
ただし、ポン酢など加工された製品は腐る恐れがあるので開封後は冷蔵保存で1ヶ月を目安に使い切るようにしてください。

(6) 料理酒

未開封の場合の賞味期限は1年、開封後は2ヶ月が賞味期限の目安となります。
開封後は冷暗所に常温保存してください。

(7) ソース

未開封の場合は2~3年、開封後は種類によって違いがあり、粘度が低いウスターソースが2ヶ月、粘度の高い中濃ソースだと1ヶ月程度となっています。

(8) マヨネーズ・ケチャップ・ドレッシング

未開封の場合は基本的に腐りませんが、賞味期限は1年前後となっています。
開封後は酸化が進むので、冷蔵保存して1ヶ月を目安に使い切ってください。
なお、ドレッシングはノンオイルの方が

②卵

卵の賞味期限は生でも安心して食べられる期限です。 そのため、賞味期限が切れてしまっても加熱をすれば食べることができます。 冷蔵保存の状態で1週間を目安にしましょう。
とがった方を下にしてパックのまま保存すると、鮮度が長持ちします。
卵を割った際に、黄身が崩れていない、白身の色が変色していないかが判断基準となります。

③牛乳

牛乳の賞味期限は未開封の状態での期限となります。
そのため、開封後は2~3日を目安に飲み切るようにしてください。
また、牛乳には殺菌工程の違いで賞味期限のものと消費期限のものがあります。

④バター・マーガリン

バターとマーガリンは、開封後は冷蔵保存した上で4週間以内が目安となっています。

⑤肉

肉の種類や、形状によって賞味期限が異なります。

(1) 豚肉

冷蔵保存をした場合、ブロックで3~4日、こま切れやスライスで2日、ひき肉だと当日~1日が賞味期限の目安となります。
冷凍保存をした場合は、2~3週間が賞味期限となります。

(2) 鶏肉

鶏肉は水分量が多いので、肉類の中では1番傷みやすいそうです。
冷蔵保存をした場合、もも肉、むね肉、手羽元で2~3日、ささみやひき肉は当日~1日が目安となります。
冷凍保存をした場合は2週間が賞味期限となります。

(3) 牛肉

上の2つの肉に比べると水分が少ないので、最も日持ちするそうです。
冷蔵保存をした場合、ブロックで3~4日、薄切りやステーキで2~3日、ひき肉は1日が目安となります。
冷凍保存をした場合は、2~3週間が賞味期限となります。

⑥カップ麺

2014年4月1日以降の製造分から期限が延長されました。
カップ麺は製造日から6ヶ月、袋麺は製造日から8ヶ月が賞味期限となっています。

⑦お菓子

ポテトチップス類は未開封の状態であれば、賞味期限の1.5倍の期間までは食べられるそうです。 ただ、開封後は4~7日が賞味期限の目安となります。
開封後に冷蔵保存をすると、ポテトチップスの油の酸化を防ぐことができるため、状態よく保存ができるそうです。

最後に

賞味期限と消費期限はまったく意味の違うものだったんですね。
意外だったのが、調味料は冷蔵保存が基本だということです。 以前私は、醤油や味噌は常温で保存していましたが、これを知って慌てて冷蔵保存するようにしました。
賞味期限が過ぎても食べることはできますが、風味も失われていくので、できるだけ賞味期限以内に使い切いたいですね。

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