これだけは摂りたくない!危険な食品添加物3選

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食品添加物は私たちの身近な食品に数多く使用されています。
この食品添加物は、食品によっては必要なものなのですが、その一方でさまざまな問題や危険性があると指摘されていますです。
今回はそんな食品添加物についてお話ししたいと思います。

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1.食品添加物とは

食品添加物とは、食品を製造、加工、保存をするときに使う調味料、保存料、着色料の総称です。 食品添加物には昔から長年使用されてきた天然添加物と化学的合成品があります。

食品添加物は天然添加物や一般飲食物添加物を「既存添加物」、それ以外を「指定添加物」と分類されています。 ですが、今後新たに添加物として加えられるものは天然・合成関係なく「指定添加物」になるそうです。

食品添加物として使用するには、厳しいチェック項目やテストを繰り返します。
それをすべてクリアしたものが厚生労働大臣からの指定を受けることができ、食品添加物として使用することができるのです。

2.食品添加物はなぜ使うのか?

①食品の保存性をよくする

本来であれば保存がきかない食品でも、保存料を添加することで長持ちさせることができます。 また、保存性が上がることで食中毒なども防止できます。

<代表的な添加物>
・保存料 ・酸化防止剤 ・防カビ剤など

②食品の品質向上

見た目や風味、色合いなどをよくして、食品の品質を高めるために添加物を使用しています。

<代表的な添加物>
・調味料 ・甘味料 ・着色料 ・酸味料 ・香料

③食品の栄養価をあげる

食品の製造加工や保存の際に失われてしまった栄養成分を補うために、栄養強化剤と呼ばれる添加物が使用されています。

④食品の製造・加工に必要

食品を作る過程でなくては製造することができないために添加されています。

<代表的な添加物>
・乳化剤 ・凝固剤 ・膨張剤 ・増粘剤

3.食品添加物の問題点

①表示免除になる添加物がある

(1)加工補助
加工補助とは食品の製造・加工の際に補助的に使われる添加物のことです。
食品に添加物が残らないという条件付きで加工助剤として表示が免除されます。

(2)キャリーオーバー
製造を加工する前の原材料に使用されている添加物のことです。
かまぼこを例にあげると、タラの状態からかまぼこを製造する際にすり身にリン酸塩を使用した場合、リン酸塩の表示をしなくてはなりません。
ところが、タラのすり身を仕入れてから、かまぼこを製造する場合、すり身にリン酸塩が添加されていたとしても表示は免除されます。

(3)栄養強化
ビタミン剤やミネラル剤など栄養強化剤として認定されているものを栄養強化目的で使用した場合、表示免除になります。

(4)バラ売り
ケーキのバラ売りなど、小売店が商品を小分けにして販売を行う場合、添加物の表示は免除されます。

②危険性

(1)発ガン性
添加物の中には発ガン性が指摘されているものがあります。

(2)遺伝毒性
遺伝子を傷つけたり、狂わせるリスクのある添加物があります。
そのため、妊娠中の胎児に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。

(3)カルシウム不足
リン酸やリンの化合物は添加物として多方面で使用されています。
もともとリンは骨や歯を形成する際に重要な物質です。 しかし、多すぎても少なすぎてもダメな物質なんです。
リンが多すぎると必要なカルシウムを体外に排出してしまい、成長期の子供の発育を阻害してしまうのです。

4.危険な食品添加物3選

①亜硝酸塩ナトリウム

亜硝酸ナトリウムは、ハム、ウインナー、たらこ、パック野菜などに使用されている発色剤です。 この添加物には強い毒性があるとして、国内では使用量に制限があります。
たとえ制限内であっても、胃の中で発ガン性物質であるニトロソアミンに変化する可能性があるとされています。
発ガン性以外にも、うつ症状、頭痛、記憶障害のリスクが指摘されています。

②合成甘味料

ダイエット食品や健康食品、ゼロカロリー飲料をなどに使用されている甘味料です。
代表的なものとしてアスパルテームやアセスルファムKがあります。
健康食品に使用されているので、体に害がないイメージですが、発ガン性や内臓異常をおこすリスクがあるとされています。

③タール色素(合成着色料)

お菓子(飴やゼリー)、飲料類、漬け物、ジャム、ソーセージ、ハム、医薬品など幅広い食品の着色に使用されています。 このタール色素はの原料は石油製品で、化学合成されて作られています。

タール色素は発ガン性や催奇性(奇形を生じさせる性質)の危険があるとして、赤4号・5号、黄色1号、緑色1号などを含む17品目が使用禁止になっています。
北欧ではそれ以外にも禁止されているものが多数ありますが、日本では禁止されていません。

タール色素は発ガン性や催奇性による胎児への影響に加え、不妊症などを引き起こす可能性があります。 催奇性(さいきせい)とは、奇形を生じさせる性質をいいます。 妊娠中にタール色素が取り込まれた場合、胎児に奇形を生じる危険性が生じるということです。
また、使用頻度が高い黄色4号は、キレやすい子供の要因の一つとされています。

最後に

食品添加物には上記のような問題や危険性が潜んでいます。
しかし、食品を作るのに必要だったり保存性を高めるのに必要なものもあります。
そのため、まったく食品添加物を口にしないというのは、現代社会に生きているかぎりはほぼ不可能です。

出来合いの惣菜を買うのをなるべく避ける、化学合成されているものではなく天然の添加物を使用しているものを選ぶなど、
うまく食品添加物と付き合っていくしかないのかもしれません。

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