豆乳の効果がすごい 調整と無調整 牛乳との違いを解説

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近年の健康ブームにより、豆乳もメジャーな飲み物になっています。
コンビニやスーパーで豆乳は必ず置いてありますよね。 カフェなんかでも豆乳を使った飲み物をよく見かけます。
今回は、豆乳は何に効くのか、調整と無調整や牛乳との違いなど、豆乳に関する疑問についてお話ししていきたいと思います。

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1.豆乳の効果

①婦人科系の症状の緩和・予防

豆乳に豊富に含まれるイソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをします。
そのため、次のような効果が期待できます。

・女性ホルモン減少の緩和
・生理不順やPMSの緩和
・更年期障害の予防
・骨粗しょう症の予防

②美肌効果

豆乳には肌の再生サイクル(ターンオーバー)を促進する効果があります。
また、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促してくれるので、肌の保湿力も高めることができます。

③アンチエイジング効果

イソフラボンには、若返りホルモンと呼ばれるDHEAを増やす働きがあります。
さらに老化の原因となる脂肪酸の酸化を防ぐため、アンチエイジング効果が期待できます。

④美髪効果

髪の毛には保湿成分としてアミノ酸が含まれています。
豆乳はアミノ酸の中でも高保水力を持つグルタミン酸とアスパラギン酸を含んでいます。 そのため、髪の毛のパサつきや乾燥を予防する効果があります。
また、皮脂の酸化も防止するので頭皮を健康にする効果も期待できます。

⑤ダイエット効果

豆乳に含まれるサポニンには脂肪燃焼効果があるため、代謝が良くなります。 体の代謝が良くなることで、脂肪がつきにくくなるためダイエット効果が期待できます。
また、大豆のたんぱく質は体内で分解・吸収するのに時間がかかります。 そのため、腹持ちがいい飲み物なんです。
食事をする30分前にコップ1杯の豆乳を飲むと、食べ過ぎを防止できますよ。

⑥動脈硬化の予防

豆乳には「オメガ3脂肪酸」と呼ばれる必須脂肪酸が含まれています。 オメガ3脂肪酸には、血中のコレステロールや中性脂肪を減少させる働きがあります。
そのため、血栓予防ができ動脈硬化を防ぐことができます。 高血圧にも効果が期待できます。

⑦脳の活性化

豆乳に含まれるレシチンは脳の情報伝達に関わる神経細胞の材料になります。 そのため、脳の活性化に効果があるとされています。
脳が活性化することによって、脳の老化や認知症の予防効果が期待できます。

このように、豆乳を飲むことで美容から健康までさまざまな効果が期待できます。

この豆乳ですが、「調整豆乳」と「無調整豆乳」があります。
この2つの豆乳の違い、ご存知ですか?

2.調整豆乳と無調整豆乳の違い

無調整豆乳は大豆固形分8%以上、大豆たんぱく質が3.8%以上です。
それに対し、調整豆乳は大豆固形分6%以上、大豆たんぱく質3%以上という正式な規定があります。 大豆固形分とは、大豆から水分を取り除いた時に残る成分量を指します。

無調整豆乳は大豆をそのまま使用します。 そのため、独特の風味や後味が強くなります。 しかしイソフラボンの含有量は多くなるので、栄養価は高くなります。
それに対して、調整豆乳は大豆独特の風味を和らげるために味を調整します。
砂糖、塩、香料、果汁などを添加したり、大豆から油分を抜いた脱脂加工大豆を使用してクセをなくす方法もあります。

調整豆乳はこのような加工を行います。
これにより、イソフラボンの含有量が少なくなり、無調整豆乳に比べると栄養価は劣ることとなります。 大豆の風味が苦手でない場合は、無調整豆乳を摂取する方がおすすめです。

3.豆乳と牛乳の違い

体に良さそうだからという理由で、牛乳の代わりに豆乳を飲んでいる、という人もいるのではないでしょうか?
しかし、豆乳と牛乳は全く異なる飲み物です。

①原料の違い

豆乳は大豆からできているの大豆製品になります。 それに対し、牛乳は牛の乳を搾って作られる乳製品になります。

②栄養素の違い

豆乳はイソフラボンが豊富です。 コップ1杯で1日に必要とされているイソフラボン30~50mgを摂取できます。
一方、牛乳はカルシウムが豊富です。 コップ1杯で1日に必要なカルシウム量の1/3が摂取できます。
豆乳にもカルシウムは含まれていますが、牛乳の15%程度の含有量しかありません。

③カロリーの違い

豆乳は100gあたり調整豆乳は54Kcal、無調整豆乳は33Kcalとなります。
牛乳は100gあたり普通牛乳は67Kcal、低脂肪牛乳は46Kcalとなります。

豆乳と牛乳にはこのような違いがあります。
豆乳には牛乳ほどのカルシウムは含まれていません。 そのため、牛乳の代用に豆乳を飲んでもカルシウムの摂取量は少なくなってしまいます。
2つをうまく組み合わせて摂取するといいかもしれません。

4.豆乳の注意点

先述のとおり、調整豆乳は塩や砂糖を使用しています。
そのため飲み過ぎると塩分や糖分の摂り過ぎになる可能性があるので注意が必要です。

あともう一つの注意点として、大豆イソフラボンの副作用です。
生理前に豆乳を飲み過ぎると、ホルモンバランスが崩れることがあるそうです。
そうなると生理がこなくなる場合があるので、豆乳の摂取は1日300ml未満にしてください。

最後に

素晴らしい健康効果や美容効果をもつ豆乳ですが、飲み過ぎは厳禁です。 適正な量を毎日飲み続けることで、豆乳が持つさまざまな効果を得ることができます。
1日300mlを毎日飲み続けて、内側も外側もキレイになりましょう。

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