ルイボスティーの驚きの効能 ただのお茶と思ったら大間違い!?

シェアする

ここ数年、ルイボスティーを愛飲する人がジワジワと増えているようです。
ただのお茶や紅茶の一種だと思ったら大間違い。 どうやらルイボスティーには驚きの効能があるようなのです。
今回は、このルイボスティーについて詳しく見ていくことにしましょう。

スポンサーリンク
レクタングル大

1.ルイボスティーとは

ルイボスティーはその名の通り、「ルイボス」という植物の葉が原料となります。
ルイボスはマメ亜科のアスパラトゥス属の一種で、松の葉のような針状の葉を持っており、落葉時には赤褐色に変化します。
この葉を乾燥させて作る飲み物がルイボスティーです。

ルイボスは、南アフリカ共和国・ケープタウンの北に広がるセダルバーグ山脈に囲まれた一帯にのみ自生します。
この地域独特の気候とミネラルが豊富に含まれたこの土地の土壌でしか、ルイボスの栽培ができないのだといいます。

ルイボスティーは古くから、南アフリカの先住民の間で日常的に飲まれてきました。
「奇跡のお茶」「不老長寿のお茶」などと呼ばれていたことから、昔からルイボスティーの効能は認められていたんですね。

そして、20世紀の初頭から、ヨーロッパを始めとした世界各国で優れた健康茶・美容茶としてルイボスティーが親しまれるようになっていきました。
ただ、日本にルイボスティーが入ってきたのはかなり遅く、1980年代に入ってからでした。

2. ルイボスティーの成分

①SOD(活性酸素分解酵素)

ルイボスティーの成分で最も注目されているのがこのSODです。
SODは、必要以上に増え過ぎてしまった活性酸素を除去する酵素です。

活性酸素が体内で増加すると、本来必要な細胞までも酸化させ、老化の原因になったり、免疫力の低下などを招いてしまいます。
その結果、さまざまな病気を引き起こす可能性をも高めてしまうのです。

SODは、この活性酸素を除去する力が非常に強力ということで注目されています。
この成分が、後でご紹介するルイボスティーの効能に大きく関連してきます。

抗酸化成分は、SOD以外にもフラボノイドと呼ばれるポリフェノールも含まれています。
そのため、SODとの相乗効果でかなり高い抗酸化作用があると言われています。

②ミネラル

先述の通り、ルイボスが育つ土壌はミネラルが豊富です。
そのミネラルを吸収しながら成長していくので、ルイボスにも豊富なミネラル成分が含まれています。
ルイボスに含まれているミネラルには、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、カリウムなどがあります。 このミネラルバランスは、人の体内のミネラルバランスと似ているため、体への吸収率も良いとされています。

3.ルイボスティーの効能

①便秘改善

SODやフラボノイドの抗酸化作用により悪玉菌が排出されることで善玉菌が活発になり、腸内環境が整います。
また、マグネシウムには腸内の水分を集める働きがあり、便を柔らかくする効果も期待できます。

②美肌・アンチエイジング

抗酸化作用により肌の老化を予防でき、若々しい肌を保つ効果が期待できます。
夏場などは、紫外線ダメージで活性酸素が発生しやすくなります。
そのため、紫外線対策としてもおすすめです。
また、ルイボスの茶葉には美肌にかかせないミネラルやビタミンも豊富に含まれています。

③妊活

活性酸素によって体内の老化が進むと、妊娠機能が低下すると言われています。
この点、ルイボスティーの強い抗酸化作用によって、子宮を若々しい状態に保つ効果が期待できます。

また、不妊で悩んでいる人の多くが亜鉛不足と言われています。
亜鉛には女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促す働きがあり、エストロゲンが増えることで子宮内膜が厚くなり、受精卵を迎え入れやすくなると言われています。
「ルイボスティーを飲むと、子宮がフカフカになる」と言われる所以です。

また、亜鉛は妊娠後も胎児の成長に必要な成分です。
つまり、ルイボスティーは不妊治療から妊娠後のサポートまでしてくれる飲み物なんです。
ノンカフェインなので、気にせず飲めるのも嬉しいですよね。

④安眠

先述の通り、ルイボスティーにはフラボノイドというポリフェノールの一種が含まれています。
この成分はストレスを抑える効果が高く、海外では抗ストレス薬に配合されているそうです。
そのため、ストレスを緩和させ、体だけでなく心もリラックスさせる効果が期待できます。
心身共にリラックス状態で眠りにつくことで、質のよい睡眠がとれるようになります。

さらに、ルイボスティーはノンカフェインのため、就寝前に飲んでも安心です。
ホットで飲むと体が温まるので、眠りに入りやすくなります。

4. ルイボスティーの飲み方

上で見たように、ルイボスティーにはさまざまな成分が含まれています。
この成分を効果的に摂取するためには、「しっかり煮出すこと」が大事になってきます。
10分以上煮出すことで、抗酸化成分などをより多く抽出できるのです。

なので、手間はかかりますが、10~30分しっかり煮出して飲むのをおすすめします。
アイスで飲む場合は、茶葉をいれたまま冷まして飲んでください。

1日の摂取量は500mlが目安となります。
ちなみに、飲むタイミングはいつでもいいそうです。
飲むタイミングが決まっていないのは気楽でいいですよね。

最後に

私もルイボスティーの名前だけ知っている程度だったので、効能を知って早速飲んでみました。
思っていたよりクセがなく、渋さをなくした紅茶みたいな味で飲みやすかったです。
ぜひ一度試しに飲んでみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

フォローする