クコの実(ゴジベリー)の栄養・効能がすごい!食べ方や注意点も

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今、美容に敏感な女性の間で流行っている「クコの実」を知っていますか?
人気モデルのミランダ・カーさんもハマっているんだとか。
名前を知らなくてもあなたも一度は見たことがあると思います。 杏仁豆腐の上にのってる赤い実、あれです。 小っちゃなクコの実ですが、その栄養・効能がすごいんです。
今回は、そんなクコの実について見ていくことにしましょう。

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1.クコの実とはどんな実?

クコの実はナス科クコ属に分類される実で、主に中国・東アジアで製造されています。 英語圏ではゴジベリー(GOJI BERRY)、ウルフベリー(Chinese wolf-berry)と呼ばれています。

中国では古来より漢方等で使用されてきました。
日本では徳川家康が将軍だった頃に伝来されてきたと言われており、クコの実専用の庭園も作らせたそうです。

資生堂がクコの実の美肌効果を発表したこと、世界のセレブ達がこぞって取り入れていることから、日本でも注目されています。

2.クコの実に含まれている栄養成分は?

クコの実が古来より薬用果実として重宝されてきた理由は、その栄養成分の高さにあります。
クコの実には100種類の栄養素が含まれていると言われています。

主な栄養素は、

・ミネラル
・ビタミンC・B1・B2
・リノレン酸
・アミノ酸
・食物繊維
・ポリフェノール
・鉄分・カルシウム

など多岐にわたり、美容にも健康にも嬉しい成分がたっぷり詰まっています。

3.気になるクコの実の効能は?

①目の疲れに効く

実はクコの実は「飲む目薬」と呼ばれるほど目の疲れにいい食材なんです。
目の粘膜を保護してくれるゼアキサンチンという成分が豊富に含まれており、視力低下や白内障・緑内障からも目を守ってくれます。

②女性ホルモンのバランスを整えてくれる

クコの実に含まれているB-シトステロールという成分はホルモンの働きを促進したり、制御したりとコントロールする働きを持っています。
そのためPMS(月経前症候群)や更年期症状などホルモンのバランスの乱れによって、起こる症状を緩和してくれます。

③冷え性改善・代謝UP

クコの実に含まれているビタミンPという成分が血液の流れをよくしてくれます。
冷え性やむくみは血液の流れが悪いことが原因の一つになりますので、血行がよくなることでこれらの症状を緩和されます。
また脂肪燃焼を促進するビタミンB2と脂肪の蓄積を防ぐベタインという成分が、働き摂取したエネルギーを消費しやすい体にしてくれます。

④美肌効果

クコの実の最大の注目ポイントは、ビタミンC・ポリフェノール・カロテノイドなどの抗酸化力を持つ成分です。 これらがオレンジの500倍も含まれています。
抗酸化力というのは、体が酸化するのを防いでくれる力です。
つまり、体の老化やシミ、シワ、たるみなどを和らげてくれるんです。

4.クコの実の食べ方

では、どこで購入することができるのでしょうか?
また、クコ飲みはどのように食べるのが良いのでしょうか?

①どこで売ってるの?

・スーパー
通常のスーパーで購入することができます。
中華食材か健康食品の売り場にあります。

・コンビニ
コンビニに売っているおつまみの中に、クコの実が混じっている商品がたまに売っています。
ただし、クコの実だけでは販売していないようです。

・薬局
ほとんどの薬局では取り扱いがありますが、食品を販売していない薬局には売っていない場合もあります。

・ネット通販
一番早く、そしてお徳に購入できます。
まとめて買いたい場合にはまとめ買い割引きなどもありますので、いろんなお店を見てみるといいでしょう。

②食べ方

・そのまま食べる
・ヨーグルトに混ぜてみる
・杏仁豆腐の上に乗せる
・お菓子をつくる時に混ぜちゃう
・料理に混ぜちゃう
・スムージー、緑茶や紅茶に混ぜる
・クコ酒を作る

食べ方としてはこのような感じでしょうか。
クコの実自体は味が濃い訳ではないため、どのような料理にも使用することができます。

また、食べ合わせによっては、より高い効果を得ることもできるんです。

・クコの実+ブルーベリー → 眼精疲労緩和効果
・クコの実+サクランボ → 貧血、めまい緩和効果
・クコの実+かぼちゃ → 美肌効果
・クコの実+トマト・黒豆 → アンチエイジング効果

どうせ食べるなら高い効果がある方がいいですよね。 自分好みの組み合わせを探してみてくださいね!

5.クコの実を摂取する時の注意点

クコの実は薬ではないため、「1日に何粒食べるべき!」という決まりはありません。
ただ、一度に大量に摂取すると下記のような副作用を引き起こす場合があります。

①お腹を壊すことがある

クコの実はナス科の植物です。
ナス科の植物は体を冷やす性質を持っています。 そのため、元々胃腸関係が弱い人は大量に食べるとお腹がゆるくなってしまうことがあります。

②血圧が下がり過ぎることがある

特に普段ハーブやサプリメントを摂取している人は同時の服用は控えてください。
クコの実自体にも血圧を下げる効果があるため、同時摂取すると血圧が下がり過ぎることがあります。
血圧が下がると貧血などを引き起こしまう可能性があります。

いくら体にいいと言っても、大量摂取は体に負担をかけてしまいます。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。 かの楊貴妃は、美容のために1日3粒摂取していたと言われているので、1日3-5粒を目安に始めるといいでしょう。

6.最後に

クコの実は小さいのに体に大きな効果を与えてくれます。
サプリメントの代わりにクコの実を摂取してみませんか?

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