セルフカラーリングで失敗しないためのコツや注意点

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ドラッグストアに行くと、たくさんのヘアカラー商品が並んでいますよね。
手頃な値段と好きな時にできるという気軽さで、セルフカラーリングをしている人が増加傾向にあるそうです。
そこで今回は、セルフカラーリングのコツや注意点などをご紹介したいと思います。

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1.セルフカラーリングとは

セルフカラーリングとは、自分で髪の毛を染めることをいいます。
カラーリング剤はドラッグストアなどで手軽に購入することができます。 クリームタイプと泡タイプがあり、各メーカーから多くの製品が販売されています。

初心者には泡タイプがムラがなく塗りやすいとされています。
一方、クリームタイプは泡タイプより塗布するのが難しい反面、髪の傷みを抑えて根元までしっかり染めることができるという特徴があります。

2.セルフカラーリングのコツ

初めてのセルフカラーリングする時は、結構緊張すると思います。
そこで、初めてでも失敗しないためのコツを伝授します。

①髪の毛の状態を整える

髪に整髪料や汚れがついていなければ、そのままカラーリングを始めてしまってかまいません。
ついている場合は事前にシャンプーする必要があります。
汚れがついた状態だとカラーリング剤の浸透率が悪くなり、キレイに染まらないからです。
また、シャンプーする際はリンスやトリートメントもカラーリング剤の浸透の妨げとなるので使わないでください。

②室温を調節する

カラー剤は熱に反応します。
そのため、室温が高いとどんどん染まってしまい、ムラになる原因となります。
暖かい時期は温度を下げ、寒い時期は温度をあげて室温を調節しましょう。 室温は20~25度が最適となります。

③ブロッキングをする

髪の毛を細かく分けることで、全体にムラなくカラー剤が塗布しやすくなります。
特にロングヘアーは塗りムラができやすいので、必ずブロッキングするようにしましょう。
分け方は、前髪、耳から前にある顔の両サイド、後頭部を上下に2つに分けます。
きっちり分けなくても、手ぐしでざっくり分ければOKです。

④髪色のトーンを一気に変えない

染める前の髪色から極端にトーンを変えてしまうと、ムラになりやすく失敗の原因になりやすいです。 特に明るくした場合には、ムラが目立ちやすくなります。
自分の髪色と同じ色味か、トーンを変えるとしても2トーン程度までにしておきしましょう。

⑤塗り始めは後ろから

地肌に近い部分は、体温によりカラーが入りやすくなっています。
そのため、体温が低くカラーが入りづらい後頭部から塗布していきます。
塗布する順番は、

襟足 → 後頭部 → サイド → 前髪 → 頭頂部 → 根元・フェイスライン

が理想です。
また、カラー剤を塗る際、中間部分に重点を置いて塗布するとキレイに仕上がります。

⑥流す前に乳化させる

カラー剤を洗い流す前に、少量のお湯を混ぜて優しく揉み込んで馴染ませてください。
すると、カラー剤が白くなり乳化します。
このひと手間を加えることで、髪へのカラー剤の定着がよくなります。
さらに、地肌についたカラー剤を落としやすくなる効果もあるので、乳化させてから洗い流すようにしてください。

⑦仕上げはトリートメントでケア

ヘアカラーをした髪の毛は、ダメージを受けた状態です。
そのため、洗い流さないトリートメントなどでしっかりとダメージケアをしましょう。
髪の毛を補修することで色持ちも良くなります。

3.セルフカラーリングの注意点

①パッチテストをする

パッチテストとは、使用するカラー剤でアレルギー反応を起こすか確認するための皮膚アレルギーテストです。
市販のカラーリング剤は、薬剤効果が強いものを使用しています。
そのため、人によっては頭皮やカラー剤が付着した部分にかぶれを起こす場合があります。
それを防ぐために、あらかじめパッチテストを行いましょう。

やり方ですが、使用するカラー剤を腕の内側に10円玉ぐらいの大きさに塗り広げます。
これを髪の毛を染める48時間前に行ってください。
この時に赤みなど異常があらわれた場合は、カラーリングを中止しましょう。

②顔まわりや首筋はしっかり保護する

前述の通り、市販のカラーリング剤は薬剤効果が強くなっています。
そのため、額などは皮膚が薄く赤みが出やすいです。
また、襟足部分も炎症を起こしやすいので、クリームでしっかり保護しておきましょう。

この時に使用するクリームは油性クリームにしてください。 ワセリンで代用可能です。

③体調が悪い時にカラーをしない

カラー剤によるアレルギー反応は、体調の良し悪しで変わるとされています。
そのため、体調が優れない時や生理中、妊娠中のヘアカラーは避けた方が無難です。

4.セルフカラーリングの間隔

セルフカラーリングを行う間隔ですが、最低でも1ヶ月はあけるようにしましょう。
ヘアカラーは、アルカリ成分でキューティクルを広げて色素を入れ込みます。
そのため、ダメージを蓄積させないヘアカラーの理想頻度は3ヶ月に1度と言われています。
生え際のプリンが目立ちにくい色を選ぶなどの工夫をしましょう。

最後に

セルフカラーリングを成功させるには、上記のようなコツがあります。
これらを実践することで、自分の理想通りの髪色に仕上がる可能性はグッとアップします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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