寝坊したときなど朝時間がないときに限って寝癖がついていて焦った経験はありませんか?
寝癖には直すコツや予防する方法がちゃんとあります。
今回お伝えする方法でしっかりと対策して寝癖を予防し、もしついてしまったら素早く確実に修復しましょう。
1.寝癖ができる原因
①寝る前の髪の水分量
寝癖ができる1番の原因は髪の毛の水分量です。 生乾きのまま寝てしまうと、寝ている間に頭の重みで髪の毛が押し付けられて寝癖がついてしまいます。
また、水分を多く含んだ髪の毛はとてもデリケートな状態です。 そのため、濡れたまま寝てしまうと、枕で摩擦を受けた髪の毛にダメージを与えてしまいます。
ダメージが多い髪の毛は寝癖がつきやすいので、寝癖の原因になってしまうのです。
②髪質
・クセ毛
髪の毛を乾かしてもうねりが出ます。 うねりがある状態で寝ることで、うねった部分に圧力がかかって寝癖がついてしまいます。
・ショートヘアやレイヤーの多い髪の毛
髪の毛が短い人やレイヤーの多い髪の毛は、髪の毛にまとまりがない分、寝癖がつきやすいです。
・髪の毛のダメージが多い髪の毛
先ほどもお話ししましたが、ダメージの多い髪の毛は寝癖がつきやすいです。
ダメージのない髪の毛はまっすぐ伸びます。 しかし、ダメージが多い髪の毛は、根元からうねりが出がちです。 根元からうねりが出ると、自然と毛先もうねりが出るため、寝癖がつきやすくなってしまうのです。
2.寝癖の直し方
寝癖を直すには癖がついてしまった部分だけではなく、髪の根元から修正する必要があります。それではガンコな寝癖でも直せる方法をご紹介します。
①髪の毛を濡らして直す方法
・毛先だけでなく根元からしっかりと水やスタイリング剤で濡らします。
・頭を下げて、上から下に向けてドライヤーの温風を当てます。こうすることで、頭の丸みに沿った自然な内巻きになります。
・毛先のハネを直す場合は手で毛束をとり、内巻きにクルクルねじりながら温風を当てます。 ふんわりと仕上げたい場合は、髪の根元に温風を当てて空気を入れながら乾かしましょう。
・温風で寝癖を直したら、最後に冷風を当てます。 髪の毛は冷める時に癖がつきます。 そのため、冷風で冷ますと、ヘアスタイルが形状記憶されてくずれにくくなります。
②蒸しタオルで直す方法
・大きめのフェイスタオルを濡らして軽く絞ります。 ポリ袋などにいれてレンジで1分程度温めて蒸しタオルを作ります。 熱めのお湯をかけても作ることができます。 どちらも火傷には気を付けてくださいね。
・髪の生え際からタオルを当て、しっとりするまで放置します。
・癖がまっすぐになるようにブラシでとかしながら乾かしましょう。 最後に冷風を当てるのは①と同じです。
蒸しタオルはタオルを当てている間に他のことができるので、時短にもなりますよ。
③スタイリング剤で直す方法
・ヘアスプレー
寝癖直し用でなくてもお手持ちのスプレーで大丈夫です。 寝癖部分の外側と内側をしっとりする程度スプレーしてください。
つけたスプレーが乾くまでコームでとかしながら癖を直していきます。 癖がなくなるだけでなく全体がまとまるので、ボリュームダウンもできます。
・ヘアオイル
水やお湯を使用するより早く癖を直せます。 オイルなので保湿効果もあり、ツヤを出すことができます。
ただし、つけすぎてしまうとベタつきやテカリが出てしまうので、ワンプッシュ程度にしましょう。
3.寝癖直しのおすすめ
①プロスタイルマルカ パーフェクトウォーター 280ml
オーガニックハーブなどの美髪成分が配合されています。
そのため、寝癖直しはもちろんですが、乾燥や紫外線対策もできます。 オーガニックなので、刺激を与えることなく髪のいたわることができます。
②リーゼ うるおいミントシャワー 200ml
たっぷりの霧が髪に均一になじみ、寝癖によるハネやうねりを素早く直すことができます。
2種類の保湿成分が配合されているので、潤いも同時に与えることができます。
清涼感のあるミントの香り付きのため、朝からすっきりとした気分になります。 ミニサイズもあるので、髪の乾燥対策に持ち歩いてもいいですね。
4.寝癖を予防する方法
①シャンプー後に半乾きにしない
最も強く髪の毛に癖がつくのは、湿った髪が乾く時です。
シャンプー後は髪の毛を完全に乾かしましょう。 これが1番の寝癖予防になります。
②ドライヤー仕上げは冷風を当てる
温風でしっかり髪の毛を乾かしたら、仕上げに冷風を1分程度当てます。
こうすることで、ヘアスタイルがしっかり形状記憶されて癖がつきにくくなります。
③ヘアケアをしっかりする
髪の毛の油分が少ないと、髪の毛がゴワつき癖もつきやすくなります。
洗い流さないトリートメントやヘアオイルで髪の毛に油分を与えてあげましょう。 髪の毛の乾燥を防ぐことで、健康で癖がつきにくい髪質に改善できます。
最後に
普段のヘアケアをしっかり行うことで、癖がつきにくい髪質にすることができます。
それでも寝癖がついてしまった時は、毛先だけでなく根元からしっかり水分を浸透させて直すようにしましょう。