職場の陰口と嫉妬への対処法 ストレスをため込まないために

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同僚が陰口を言っている場面に遭遇した経験は、ほとんど人があると思います。
この時、あなたはその陰口に便乗したことはありませんか?
逆に嫌がらせや陰口の標的となってしまったことはないでしょうか?
今回は、職場トラブルの大きな要因である、陰口や嫉妬への対処法について考えてみます。

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1.職場での陰口や嫉妬

陰口や嫉妬は、女性だけの職場や男性が少ない職場で多く起こりがちです。
女性は派閥を作ったり、他人と自分を比べる傾向が男性よりも強いため、陰口や嫉妬などが起きやすいのです。
少し前に「マウンティング女子」という言葉が流行りましたよね。
マウンティングとは格付けという意味なのですが、嫉妬しやすい人はまさにマウンティング女子なんです。

陰口や嫉妬の標的となりやすいのは、キラキラ輝いた幸せそうな女性です。
嫉妬する側から見て、容姿や学歴、仕事の能力に大きな差はないのに自分よりも輝いて見える人に対して嫉妬心が芽生えやすいのです。

逆にスタイル抜群で高学歴、お金持ちなど完璧な人は対象外になります。
自分が敵わない相手には対抗心ではなく、憧れの気持ちを抱きやすいからです。
また、あの人のようにはなりたくないと感じさせる相手も対象から外れやすいようです。

これは意外に感じるかもしれませんが、要は、女性は自分の立場に近い相手に対して嫉妬心を抱きやすく、その嫉妬心から、陰口や嫌がらせなどの言動や行動に走ってしまうということなのです。

2.職場で陰口を言う人の心理

①敗北感

嫉妬をしたり陰口を言う人は、いつも他人と自分を比べる傾向があります。
そのため、心の中で標的にしている相手に「負けた」という気持ちを抱いている場合が多く、
心の底では負けたと思っていても、それを認めたくないという気持ちが嫉妬や陰口という行動に表れるのです。

②自分の現状に満足していない

自分のことを認めてもらいたい・褒められたいなどの自己承認欲求が満たされていない人が、陰口を多く言う傾向があります。
標的を作り攻撃することでストレスを発散しているのです。

③自己防衛

陰口を言うことで自分が標的とならないようにしている場合もあります。
みんなで陰口を言い合い仲間であることを確認することで、安心感を得たいという心理が働いています。
中心となって陰口をいう人ほど、自分が標的にされることを恐れていると言えます。

④自分をよく見せたい

相手を見下したり、悪く言うことで自分の方が優れていると思われたい、認めさせたいという心理が働いている場合があります。

3.職場での陰口の対処法

①幸せアピールをしない

明らかに幸せオーラ全開だと、嫉妬や陰口の標的になってしまいます。
他人から羨ましいと思われるような話をすることは控えましょう。
SNSの投稿にも注意が必要です。 職場の人に見られている場合があるからです。

②ポジティブになる

嫉妬や陰口の標的になっている場合、無理に仲良くなろうとすると逆効果です。
あなたが標的とされるのは、相手から羨ましいと思われているからです。
無理して仲良くなろうとしてストレスを感じるよりも、「この人は私のことが羨ましいのか」と捉えてみてください。 少しは気持ちが楽になると思います。

③1人で過ごす

適度な距離を保ち、1人で過ごすのが平気な人になりましょう。
職場の人が行動するタイミングと少しずらして、群れることを避けてみるのです。
ただ、絶対1人じゃなきゃダメという訳ではありません。
基本は1人で行動し、たまに参加するぐらいがちょうどいいでしょう。

④陰口に共感しない

職場の人間関係がこじれる大きな原因は陰口です。
一度陰口に共感したことで、あっという間に自分の発言が広がってしまうケースも少なくありません。
陰口に同意を求められた時は、「へえ、そうなんですね」でOKです。
これで遠回しに、自分は中間の位置であると相手に伝えることができます。

⑤聞き上手になる

女性は共感を求める傾向があります。
「そうですよね」「なるほど」など共感する発言をして、聞き上手になりましょう。
聞き上手な人は、攻撃の対象から外れやすくなります。

最後に

嫉妬されたり、陰口をいわれるのは気持ちがいいものではありません。
ですが、それはあなたが素敵な女性である証拠でもあるのです。
「何がいけなかったのだろう」「どうしたらいいのだろう」などと自分を追いつめないでくださいね。
このような職場トラブルから、うつ病を発症してしまうケースも多々あります。

うつ病になると、不眠や食欲不振などの症状を併発しやすく、そうなると完全に回復するのに時間がかかります。
なので、現在標的にされてしまっている場合は、1人になることを恐れないでください。
まだ標的になっていなければ、対処法を参考にしてうまく付き合っていきましょう。

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