昼寝の効果を最大限に引き出す時間と方法 ただ寝るだけではもったいない!

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忙しい毎日。束の間のランチ休憩は楽しみですよね。 最近では、美味しそうなお店が次々とオープンして本当に迷います。
ただ、戦わなければならないのがランチ後の「睡魔」。
寝ないように我慢する人が多いと思いますが、昼寝にはさまざまな効果があるのをご存知ですか?
今回は、昼寝の効果を最大限に引き出す方法についてお伝えします。

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1.昼寝にベストな時間

日中にどうしても眠くなってしまうのは、夜十分な睡眠がとれていないからに他なりません。
「十分、寝てるよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、意外に自分で睡眠不足であるということに気づいている方は少ないのです。
日中に眠気が出ているのはその証拠。 きちんとした睡眠がとれていれば、夜、決まった時間に眠くなるはずですから。

そして、眠気が出ているということは、脳が休みたがっている証拠でもあります。
私の場合、ランチ後でなくても、仕事でどうしても眠くなってしまったら思い切って寝ることにしています。

効率のいいお昼寝の時間は15~20分程度がベストです。
それ以上寝ると、脳が熟睡モードになり、お昼寝の後も眠い状態が続いてしまうので、かえって逆効果になってしまいます。

昼寝のポイントは「短時間の睡眠で脳を休憩させること」です。
また、15時以降の睡眠は夜寝ることができなくなるので、おすすめできません。

2.オフィスでどうやって寝るの?

効率よく睡眠をとるためには、リラックスできる状態を作ることが大切です。
夜寝るときにパジャマに着替えるのも、体をリラックスできる状態にするためです。
例えば、ジャケットを脱ぐ、時計をはずす、靴を脱ぐなどが効果的です。
また、アイマスクや耳栓というのも高い効果が期待できます。

寝る体勢は横になるのが一番いいですが、オフィスでは難しいですよね。
私が、いつもやっているのは机に伏せて寝るという方法です。
首をもたれさせる部分がある椅子であれば、もたれて寝るのもいいでしょう。
要は、体に力が入らないような体勢をとることがポイントです。

どうしてもオフィスでは気がひけるという方は、トイレにこもるのも一つの手です。
トイレにすわり前かがみになって頭を手で支えれば、それなりにリラックスできる状態になります。 しかも、誰にも気付かれずに済みます。

3.昼寝を推進する会社も

実は、お昼寝の効果は年々注目されていて、制度として導入する企業も増えているといいます。 お昼寝をした方が仕事の効率が上がるということが、日本でも認知されてきたのです。

有名なところでいくとスペインなどの企業を参考にした「シエスタ」。
13~16時頃に昼休憩をとる制度で、ITベンチャーや岐阜県庁などで取り入れられています。

シエスタはカフェインの過剰摂取を防ぐことができると、健康面での効果も期待されているようです。 眠気に対して、栄養ドリンクやコーヒーで対応しなくてもいいという考え方です。
確かに一理あります。すごいなシエスタ! 無駄なコーヒー代も節約できますね。
他にも血圧が下がるという結果が出ているようです。

ただ、「シエスタ制度」を導入してしまうと、一部業務が停止状態になってしまうため、昼寝の文化がない日本での本格的な導入は難しいかもしれません。
健康面や業務効率化を考えるのであれば、私は導入すべきだと思いますが。

4.さあ始めましょう

時間とやり方さえ守れば、昼寝ほど効率のいい疲労解消の方法はありません。
疲労が解消されれば、仕事の効率も上がりますし、ミスも防げるようになります。

そこで、日中に眠くなってしまうのは仕方がないことと割り切って、堂々と昼寝をすることをおすすめします。
日本人はとても真面目です。 仕事中に寝るなんて…と、嫌悪感を覚える人がいるのは仕方ありません。 「世界一の働き者」という言葉もありますが、私には世界中の人たちからの皮肉のように聞こえます。
休みなく働き続けることで仕事の効率が悪くなることは、すでに実証されているのです。

最後に

もし、あなたの会社で昼寝が悪いこととされるのであれば、その効果をあなたが身をもって実証するのもいいかもしれません。
どうしても気がひけるというのであれば、トイレで5分寝るだけでも違います。
ぜひお試しください。

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