部分痩せは可能なのか 通常のダイエットとの決定的な違いとは?

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女性ならきっと誰でも、もっと綺麗になりたいという願望があると思います。 女性にとってダイエットは永遠のテーマと言えるでしょう。
では、気になるパーツだけを集中的にダイエットする“部分痩せ”は可能なのでしょうか。
今回は、部分痩せダイエットについて書いてみました。

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1.部分痩せは不可能?

通常のダイエットは、全体的に痩せる(=脂肪を燃焼させる)ことを目的としています。
そして、ダイエットする時に、一番に思いつくのは食事(カロリー)制限だと思います。

よく“部分痩せは不可能”という人がいますが、これは通常のダイエット方法をベースに考えているからです。

それはそう。 カロリー制限でピンポイントに脂肪を落とすなんて、どう考えても無理筋です。
つまり、“部分痩せは不可能”という主張は、カロリー制限という手段に限ってみれば、間違っていないのです。

部分痩せダイエットにおいては、従来の“カロリー制限して痩せる”という発想から離れなければなりません。

2.部分痩せは通常のダイエットとは発想もやり方も違う

では、その発想の転換、部分痩せダイエットのやり方とは、どのようなものなのでしょうか。

それはカロリー制限ではなく、“筋肉をつけて引き締める”です。
つまり、“筋トレ”が部分痩せのメインテーマになるのです。

カロリーを制限すると、部分痩せに必要な筋肉が落ちてしまい、むしろ逆効果になりかねません。 必要な栄養をしっかりと摂りつつ、筋トレを行っていく必要があります。

さて、筋トレとなれば当然、引き締めたいパーツによってエクササイズ方法が異なります。
途中で挫折しないためにも、正しく、そして無理のないやり方で行ってください。

次章でパーツ別の具体的なエクササイズ方法をご紹介します。

3.部分痩せの具体的なやり方

二の腕、太もも、お腹、お尻、あご、それぞれの部分痩せの方法を紹介します。

①二の腕

二の腕は脂肪の量が多いので、食事制限しても細くなりにくいパーツです。
なので、脂肪を落とすよりも、筋肉に換えることで引き締める方が有効なのです。

二の腕には、力こぶができる上腕二頭筋と腕の外側にある上腕三頭筋があります。
一般的に、二の腕が太いと感じるのは上腕三頭筋に筋肉が少ない状態を指します。 腕を振った時に、ぷるぷると揺れる部分です。
この上腕三頭筋を鍛えることで、気になる二の腕が引き締まってきます。

<簡単にできる二の腕エクササイズ>

両腕を体の後ろ側に伸ばします。
親指を下にした状態から、手を振るイメージで手の平を回します。
腕を外側から内側へ絞るようなイメージで回しましょう。

②太もも

足痩せに悩む女性は多いですよね。 なかなか痩せにくいとも言われていますが、細くならないわけではありません。

<簡単にできる太ももエクササイズ>

椅子などに腰を掛けます。
太ももの内側に厚みのある本を挟んで座り、30秒ほど落とさないように力を入れます。
これを1日数回行いましょう。

テレビを見ながら気軽に行えるので実践しやすいエクササイズです。 効率よく太ももに負荷を掛けることで、太ももを引き締めることができます。

③お腹

お腹は最も脂肪がつきやすいパーツです。
しかし、逆に言えば脂肪を落としやすいのもお腹です。
お腹の筋肉を鍛えると、体幹が丈夫になり痩せやすい体になります。

<簡単にできるお腹のエクササイズ>

足を肩幅に開いて姿勢を正し、まっすぐ立ちます。
腰を左前方に突き出し、次に右前方に突き出し、8の字を描くイメージでスムーズに腰を回します。 立ち作業の時など、何かをしながらもできます。

実際に私も歯を磨くときやお風呂の時など、毎日必ず行っていたことがあります。 その結果、くっきりとしたくびれができました。 お腹周りは筋肉を鍛えやすく、効果が見えやすい部分でもあるので、やる気にもつながりますね。

④お尻

お尻が垂れたり大きくなってしまう原因は、加齢や運動不足によりお尻全体の大臀筋が弱ってしまうことが考えられます。
大臀筋は普段の生活ではあまり使われないため、意識的に刺激してあげることが大切です。

<簡単にできるお尻のエクササイズ>

壁に両手をついて立ち、片足をゆっくり後ろに上げていきます。
太ももの付け根から上げるイメージで、上がるところまででいいのでゆっくり上げてください。 これを左右繰り返し行います。

お尻を引き締めることで、骨盤が年齢とともに下がってくるのを防ぐことができます。
美しいスタイルを保つために必須のエクササイズです。

⑤あご

二重あごで悩む人も多いですよね。 女性なら誰でも、すっきりとした小顔に憧れるはずです。
二重あごは、脂肪によるものだけではなく、筋肉の衰えも原因として考えられます。

<簡単にできる顔のエクササイズ>

口を大きく開けて、“あいうえお”をゆっくり・はっきりと言いましょう。
うを発音するときに、思いっきり唇を前に出すイメージで発音します。
えを発音するときに、舌を思いっきり前に出します。

舌とあごは関係ないのでは、と思う人もいるかもしれませんが、舌を動かすことで舌だけではなく、あごの筋肉も使います。
顔全体の筋肉が鍛えられ、たるみの解消が期待できるのです。

このエクササイズも、テレビを見ながら、お風呂に入りながら気軽にできるので、毎日取り組むようにしましょう。

最後に

部分ごとのエクササイズでも紹介したように、部分痩せは食事制限だけでは難しく、それぞれの筋肉を鍛えなければなりません。 筋肉の衰えや骨盤の歪みなどは、毎日の日常生活で気を付けるだけで鍛えられる部分も多いので、まずは気になるところから見直しましょう。

私の場合、姿勢がとても悪かったので、姿勢を正すところから始め、歩き方も意識して直すようにしました。 誰でもいきなり全部はできないので、一番気になるところの見直しから始めてみて、習慣化できたら次に進むのがいいと思います。

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