顔のむくみの原因と対策 これですっきり解消!

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朝起きたらなんだか顔がむくんでる… そう感じたことはありませんか?
顔がむくんでいると化粧がしにくいですし、出来上がりも微妙ですよね。
なぜむくんでしまうのか、どうしたら解消できるのか。
今回は、顔のむくみの原因と対策についてお話しします。

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1.顔のむくみの原因

むくみは余分な水分が体の外に排出されず、体内に溜まったままでいることによって引き起こされます。
通常は血液の流れに沿って尿と一緒に排出されるのですが、何かしらの原因によって流れが妨げられ、どんどん体内に溜まってしまうのです。

むくみを引き起こす主な原因は、次の4つです。

①アルコール

これは経験したことがある人も多いのではないでしょうか?
アルコールを摂取すると、分解されずに残ったアルコールが血液中に溜まります。
血液中にアルコールが溜まると血管が開き、その結果血液の流れが遅くなります。
すると、外に不要物が排出されず、細胞と細胞の間にどんどん水分と不要物が溜まっていき、皮膚の下でむくんでいる状態ができあがってしまうのです。

②塩分

塩分は体にとって欠かせない栄養素です。
しかし、体内の塩分濃度は決まっており、一定量を超えると、体は水分を欲して摂取した水分を体内に溜めこんでしまうとされています。
この余分な水分がむくみの原因となります。
しょっぱい物を食べた時に、水分を欲しがるのはこうしたメカニズムによるものです。

③運動不足

体を動かさないと血行が悪くなり、水分の排出量も減少します。
また、人は常に重力を受けながら生活しています。
溜まった水分が上から下へ移動するため、朝は顔が、夜は足がむくむ人が多いです。

こまめに全身を動かしている人は水分も体中を巡り、最終的に排出されます。
しかし、体を動かさず、ずっと同じ姿勢をしている人は血行が悪くなり、どんどん水分が溜まっていくため、顔のむくみや足のむくみがとれにくくなってしまいます。

④ホルモンバランスの乱れ

女性は男性よりも皮下脂肪が多いので、元々男性よりもむくみやすいんです。
それに加えて、生理前には「プロゲステロン」という成分がよく働き、水分を体内に取り込もうとします。 そのため、生理前はいつもよりも体がむくみやすくなっています。

2.顔のむくみと病気

上記のほか、実はむくみには怖い病気が潜んでいる場合があります。
むくみに関わる主な病気をご紹介します。

①甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが低下してしまう病気です。

②ネフローゼ症候群

腎臓の機能が低下してしまう病気です。
体内のたんぱく質が減少することによって、むくみが起きたり、体内のコレステロールや脂質が増加します。

③急性糸球体腎炎

糸球体に菌が入り込んでしまい、炎症を起こしてしまう病気です。
その結果、水分や塩分が多めに蓄積されることになり、むくみやすくなります。

④上大静脈症候群

上大静脈の中の血液の通り道が狭くなってしまう病気です。
血液が詰まることで顔だけでなく、腕や足、頭のむくみを引き起こします。
長い期間続いているようならば、一度病院で診察してもらいましょう。

3.顔のむくみの 解消方法

①冷温パック

その名の通り、「冷やす」「温める」を繰り返すパックです。

(1) 冷タオルを作る(水にぬらす or 夏場は氷水に浸してしぼる)
(2) 温タオルを作る(レンジで30秒~1分温める)
(3) 20秒づつ交互にタオルを顔にあてる
(4) 3回づつくらい行う

②リンパマッサージ

(1) 首を1周ゆっくりまわします。(3回繰り返す)
(2) 首に普段使用しているクリームを塗る
(3) 首のリンパを上から下へ流すようにマッサージする
(4) 10回ほど繰り返す

③美顔器を使う

美顔器を使ってマッサージすると、あっという間にむくみが解消されます。
今では多くのブランドから、いろんな機能が付いた美顔器が出ています。 相場は2~3万円くらいです。
一度買えば長く使えるので、ボーナスなどを機に購入してみるのもいいかと思います。

④マッサージクリームでマッサージ

薬局や、化粧品専門店に行くと顔マッサージ専門のクリームが販売されています。

(1) マッサージクリームを適量手のひらに出す
(2) 血液の流れに沿って優しくマッサージする

4.顔のむくみの予防方法

できれば顔のむくみ、起きないほうがいいですよね?
顔のむくみを予防するためには、どのようなことに気を付けた方がいいのでしょうか?

①塩分は控えめに

1日の摂取量は男性10g、女性8gです。
ラーメンやうどんなどの汁は残す、塩以外の味付け(レモン、すだち、柚子等)を挑戦してみるなどして、まずはこの一定量を超えないようにしましょう。

②カリウムを摂取する

カリウムには、体内の塩分を調整してくれる働きがあります。
カリウムがたくさん含まれている食べ物は次のとおりです。

・果物:はっさく、バナナ、いよかん、もも、リンゴ、キウイ
・野菜:ホウレンソウ、じゃがいも、アボガド
・納豆、にんにく

あまり熱を加えてしまうと栄養素が飛んでしまうので、なるべく新鮮な状態で摂取するようにしましょう。

最後に

朝起きた時に顔がむくんでいると、ただでさえ憂鬱な朝がより憂鬱になってしまいますよね?
普段から食生活を意識して気を付けるだけでもむくみが減ります。
むくみ知らずの体質を目指しましょう。

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